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にぎわい願い桜植樹 横須賀の富浦公園

話題 神奈川新聞  2015年10月25日 03:00

桜の新名所に、との思いを込めて苗木を植える参加者=横須賀市長井の富浦公園
桜の新名所に、との思いを込めて苗木を植える参加者=横須賀市長井の富浦公園

 横須賀市長井の富浦公園で24日、桜の植樹イベントが行われた。地元有志を中心に、長井地区に人を呼び込もうと企画。イベントには約120人の住民が訪れ、「数年後に花見を楽しみたい」と願いを込めて苗木を植えた。

 相模湾に面す同公園は、「市の西海岸」と呼ばれ、天気の良い日は富士山も望める。絶景に魅せられ、かつて歌人の北原白秋と前田夕暮が詩を詠んだ場所としても知られている。

 発起人は同地区の会社員小笠原誠さん(42)ら地元の有志。園内には遊具なども設置されているが、少子化の影響もあり、夕暮れ時にはほとんど子どもたちの姿を見掛けなくなったという。「桜の名所にして、人の集まる場所にしたい」と思い立った。

 協賛金を得るため、近隣商店に募金箱を設置したり、回覧板やホームページなどで呼び掛けた。集まった約4万円で、塩害に強い桜「八重紅大島」の苗木を20本購入した。

 この日は、住民らが協力して苗木を植えていった。小学2年生の児童(7)は「桜はきれいで好き。植えるのは大変だったけれど、楽しかった」と笑顔を見せた。

 小笠原さんは「こんなに人が集まってくれてうれしかった。数十年後に『桜公園』と呼ばれるような場所になってほしい」と喜んでいた。今後、桜の手入れなども住民で続けていく。


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