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高齢化克服モデルに 宣言採択し閉幕未病サミット

話題 神奈川新聞  2015年10月24日 12:00

採択した宣言書を手にした黒岩知事(右から4番目)ら=23日午後4時40分ごろ、箱根町
採択した宣言書を手にした黒岩知事(右から4番目)ら=23日午後4時40分ごろ、箱根町

 病気と健康の間の状態を示す概念「未病」をテーマに、栄養学や工学、情報通信技術など幅広い分野の産学官関係者らが議論した「未病サミット神奈川2015in箱根」国際シンポジウムが23日、閉幕した。「未病」という考え方に基づく取り組みが「超高齢社会という人類共通の課題を乗り越えるモデルである」などとする宣言も採択した。

 宣言は、(1)心身状態の改善や維持に主体的に取り組む個人の行動変革を起こす(2)それを学術や医療、産業、行政など多様な分野が支え、担い手も育成する(3)先進技術の追求や未病の科学的エビデンスの確立、(4)新たな社会システムの形成-などの取り組みを推進するとした。黒岩祐治知事は総括の討議で「未病戦略というものを国家戦略として位置づけてほしいと、新しいアクションを始めている」とも述べた。

 サミットは「食、栄養、運動」「未病の産業化」などをテーマに、2日間で4カ国7人を含む32人が登壇し、延べ310人が来場。終了後に会見した黒岩知事は「未病というコンセプトで素晴らしい人材が集まり、サミットが開催できたこと自体が最大の成果。一つ一つを具体化させていくことが次なる課題」と話した。


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