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地域の資源掘り起こせ 川崎で産業観光シンポ

話題 神奈川新聞  2015年10月24日 11:54

産業観光をテーマとしたシンポジウム =川崎市産業振興会館
産業観光をテーマとしたシンポジウム =川崎市産業振興会館

 産業観光の日(10月25日)にちなんだ観光シンポジウムが23日、川崎市幸区の市産業振興会館で開かれた。県、横浜市、川崎市が事務局を務める京浜臨海部産業観光推進協議会(李宏道会長)の主催で、今年で3回目。約50人が参加し、産業観光の意義や神奈川の課題について意見を交わした。

 冒頭、李会長は「(産業観光は)見て、学んでもらい、ビジネスにつながることが私たちの願い。多くの人に理解を深めてもらいたい」とあいさつ。

 続くパネルディスカッションは横浜商科大学の羽田耕治教授がコーディネーターを務め、日本観光振興協会の丁野朗常務理事、藤木グループの深川三郎事業開発本部長、カップヌードルミュージアムの筒井之隆館長、東芝未来科学館の中山純史館長の4人が、パネリストとして出席した。

 丁野さんは産業観光のコンテンツは伝統産業から最先端産業、現在稼働中の工場から産業遺構まで豊富にあるとした上で「地域の資源を産業観光の視点で編集することが重要」「観光とは物語消費。地域のストーリーをつくるとは、地域のアイデンティティーを掘り起こすこと」と強調した。深川さんは横浜にもクルーズ船で多くの外国人が訪れている半面、消費が東京に流出している現状を指摘。市内で消費してもらうための仕掛けや連携の必要性を訴えた。

 産業観光の日は2001年10月25、26の両日に開催された「産業観光サミットin愛知・名古屋」を記念して制定。25日を含む週を産業観光週間としている。


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