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水道自動検針、実用化へ 来年度200世帯で実証実験 横須賀

政治行政 神奈川新聞  2015年10月23日 03:00

水道スマートメーターの実証実験を始める第一環境の岡地社長(左)と吉田市長=横須賀市役所
水道スマートメーターの実証実験を始める第一環境の岡地社長(左)と吉田市長=横須賀市役所

 電気やガス分野で検針が自動的に可能な次世代計器(スマートメーター)を水道事業に活用する実証実験が、来年度から横須賀市で始まる。無線通信機能を備えた計器を市内200世帯に設置し、自動検針の実用化に向けた課題を検証する。使用量を細かく把握し公表する「見える化」を進めることで市民の節水意識の向上につなげたい考えだ。

 市の水道サービス事業を委託する上下水道料金徴収事業大手、「第一環境」(本社・東京都港区)と市が21日、共同研究についての協定を結んだ。吉田雄人市長は同日の定例会見で、「詳細な使用量データは(将来の)施設整備に向けた検討材料になる。検針委託料が抑えられるなど、水道事業のコスト削減に期待したい」となど述べた。

 同社の基地局と市内の一戸建て住宅に設置したスマートメーターを専用の無線通信で結び、各世帯ごとの使用水量データを取得。1日ごとの細かな使用量や最大値などのデータを活用して漏水の早期発見に努める。1人暮らしのお年寄りの動向把握に役立てる構想もある。

 同市では現在、検針員が2カ月に1度、各世帯を訪問し目視で検針しているが、自動化が実現すれば人件費の削減につながる。2カ月分の総使用量のみ提供していた水量データについても、1日ごとや半日ごとなどの数値を各家庭に提供する手法を検討する。

 2018年度までの3カ年計画。スマートメーターの開発や設置などの実証実験費用約6千万円は同社が負担。開発と並行して設置エリアを選定し、早ければ来秋にも導入する予定だ。

 同社によると、水道スマートメーターの実証実験は東京都や横浜市、神戸市などで実施しているが、200世帯にわたる大規模な研究は例がないという。岡地雄一社長は「横須賀市との長年にわたる業務の信頼関係からフィールドの提供をお願いした。首都圏に近く、実証実験に最適な場所と考えている」とコメントした。


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