1. ホーム
  2. 社会
  3. 箱根山噴火は引き続き警戒 国の火山噴火予知連絡会

箱根山噴火は引き続き警戒 国の火山噴火予知連絡会

社会 神奈川新聞  2015年10月22日 03:00

 国の火山噴火予知連絡会(会長・藤井敏嗣東大名誉教授)は21日、噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)となっている箱根山(箱根町)の状況について「噴気活動は低下傾向が見られる」としながらも、地震活動が収まりきっていないことなどから「引き続き小規模な噴火に警戒が必要」との見解を明らかにした。

 気象庁によると、箱根山で観測されている火山活動のうち、山体の膨張を示す地殻変動は8月下旬から停滞。微小な火山性地震は減少したものの、4月の活動活発化以前の状態には戻っておらず、火口や噴気孔のある大涌谷斜面からの噴気も「緩やかな低下傾向が見られるが、活発な状態」と評価した。

 藤井会長は予知連定例会後の会見で「蒸気の勢いはあまり下がっていない。収まるまでは6月末のような噴火が起こっても不思議ではない」との見方を示した。

 大涌谷でのごく小規模な噴火を受けて6月30日に3(入山規制)に引き上げられた箱根山の噴火警戒レベルは、活動の沈静化傾向を受けて9月11日に2に下げられた。


シェアする