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中越の風景、版画で 横浜で被災地応援アート展

話題 神奈川新聞  2015年10月20日 03:00

中越地方の山河を題材にした版画作品が並ぶ蘖展=ギャラリーCoZAの間
中越地方の山河を題材にした版画作品が並ぶ蘖展=ギャラリーCoZAの間

 2004年10月23日の新潟県中越地震を機に横浜で始まったアート展「中越蘖(ひこばえ)展」が25日まで横浜市港南区港南台のギャラリーCoZAの間で開かれている。11回目の今年は恒例の版画展に内容を絞った。主宰の高橋みどりさん(51)は「これからの10年に向け、何ができるかを考えたい」と新たな形を模索している。

 68人が亡くなった中越地震で高橋さんの出身地、新潟県小千谷市は震度6強の揺れに見舞われた。被災地の役に立とうと、新潟で活動する作家が手掛けた芸術作品を飾る蘖展を始めたのは05年秋。10年を目標に開催してきたが、その節目を迎えた昨秋に思い直し、継続を決めた。

 今回紹介しているのは、2年目から出品を続ける同県十日町市の版画家、尾身伝吉さん(60)の作品約30点。雪をいただいた春の越後三山や晩秋の紅葉、冬の信濃川といった温かみのある古里の風景が会場を彩っている。「地震のことが忘れられていく中、変わらずに応援してくれる人がいることはとても幸せ」と話す尾身さんは最終日にギャラリーを訪ね、作品を自ら紹介する。

 午前11時~午後6時(25日は午後4時まで)。展示の一環として11月1日には新潟ゆかりの音楽ユニット「#11」によるコンサート(要予約、2500円)もある。問い合わせは、CoZAの間電話045(831)5127。


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