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吉田栄作、ドラマー真矢さんも 秦野・本町幼稚園が創立100年

社会 神奈川新聞  2015年10月19日 03:00

運動会で風船を飛ばし、100周年を祝う本町幼稚園の園児=10日、秦野市立本町小学校
運動会で風船を飛ばし、100周年を祝う本町幼稚園の園児=10日、秦野市立本町小学校

 秦野市内最古の幼稚園である市立本町幼稚園(同市文京町)が11月1日に100回目の創立記念日を迎える。地元では「幼児教育のシンボル」ともいわれ、これまで1万7024人の卒園生を送り出してきた。10月24日には記念式典を開き、節目を祝う。

 同幼稚園によると、幼児教育の大切さに気づいた地元の女性3人が1913(大正2)年6月12日、私財で同幼稚園の前身となる「私立秦野幼稚園」を現在地に設立。3人とも子どもはいなかったが、「三つ子の魂百まで」と一念発起し、ざるを持って各家を回り、寄付金を集めたという。

 その後、当時の秦野町が運営を引き継ぎ、15(大正4)年11月1日、県が町立尋常高等曽屋小学校の付設幼稚園として設置を認可した。現在は、この日を創立記念日にしている。

 ピーク時の70年代前半には実に600人近い園児が在籍。75年度に市立すえひろ幼稚園(現すえひろこども園)が分園した。卒園生には俳優の吉田栄作さんや、ロックバンド「LUNA SEA」のドラマー・真矢さんらがいる。

 今月10日の運動会では、園児が花の種を付けた風船を空に飛ばし、創立100周年を祝った。千葉県松戸市などから「風船が届いた」と連絡があったという。24日に隣接する市立本町小学校で開かれる記念式典では園児が園歌や「ハレルヤ よろこびの歌」などを歌い、保護者や地域の人に感謝する。

 加藤しのぶ園長(56)は「幼児教育の重要性を痛感した先人や支えてくれる地域の方のおかげで、100年を迎えることができる。これからも、生きる力を身に付けた子どもたちを育てていきたい」と話している。


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