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160万人を動員ボウイ展 8日から東京・天王洲で

カルチャー 神奈川新聞  2017年01月07日 02:00

衣装や手書きの絵コンテなど300点が展示されているデビッド・ボウイの回顧展「DAVID BOWIE is」
衣装や手書きの絵コンテなど300点が展示されているデビッド・ボウイの回顧展「DAVID BOWIE is」

 昨年1月10日に亡くなった英国のシンガー・ソングライター、デビッド・ボウイ(享年69)の回顧展「DAVID BOWIE is」が8日、東京・天王洲の「寺田倉庫G1ビル」で開幕する。

 2013年にボウイの故郷ロンドンでスタートした展示は、欧米など9都市を巡り160万人を動員。アジア開催は東京のみとなる。日本独自の企画として、主演映画「戦場のメリークリスマス」で共演した音楽家の坂本龍一(64)のコメントを上映。坂本は「昼間の撮影を終えた後、ホテルのプールサイドで飲んでいたときは、素のボウイだった」と当時を振り返り、「あまりにも早く去ってしまった。亡くなる2日前に出したアルバム(「★(ブラックスター)」)を遺書のようなものという人もいるけれど、声を聴くとそう思えない。まだ新しいことに挑戦したかったはず」と故人を悼んだ。

 音楽はもちろん、あふれるアイデアを具体化した衣装やメークなどで世界を魅了したボウイ。企画展ではロンドン南部に位置するブリクストンで、1947年1月8日に本名のデビッド・ロバート・ジョーンズとして誕生してから、69年間、その瞳が見つめた光りと影を追いかけていく。

 「スタンスフィールド・ロード」。ボウイが生まれた地を示す表示板が掲げられたコーナーでは、あどけなく笑う赤ん坊を連写した写真が訪れた人を出迎える。「人生最初の記憶は、廊下で乳母車の中に置き去りにされたこと」。展示内容を記す案内板には、秘められたエピソードも刻まれている。


 「誰でもなりたい自分になれる」。米の歌手エルビス・プレスリー、作家の三島由紀夫ら数々の表現者、宇宙に瞬く星などから影響を受けたボウイは、沸いたイメージをスケッチし、そのキャラクターになり切るため、服やヘアスタイルなどファッションの力を最大限に活用した。山本寛斎やアレキサンダー・マックイーンらデザイナー、舞台芸術のスペシャリストと手を組み生み出した表現は、唯一無二の輝きを放っている。

 会場には、書き下ろした絵、身にまとった衣装などそのキャリアを網羅する300点以上のアイテムがずらり。ボウイの世界を目と耳で立体的に感じられるように、入り口で受け取ったヘッドホンからは場面に合わせて、ボウイの音声や楽曲が聞こえる技術が採用されている。

 4月9日まで。チケットは一般2400円、中・高生1200円。前日予約は200円割引き。問い合わせは、ハローダイヤル:03(5777)8600(午前8時~午後10時)。































































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