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「反基地」歴史知って 18日に三笠公園フェス

話題 神奈川新聞  2015年10月17日 03:00

30回目の「ピース・フェスティバル」を告知する実行委員会のメンバー=横須賀市役所
30回目の「ピース・フェスティバル」を告知する実行委員会のメンバー=横須賀市役所

 「非核の街 ヨコスカを」-。そんな願いを込めて毎年秋に開かれている「ピース・フェスティバル」がことしで30年を迎える。核兵器や原子力空母の配備に反対する立場から、広く市民らに基地問題などを問い掛けるイベントとして定着した。今回は18日、三笠公園で開催。主催者は「基地強化と、市民の抵抗の歴史を知ってほしい」と来場を呼び掛けている。

 市内の平和団体や労働組合などで実行委員会を組織し、県と横須賀市が後援。1986年のスタート以来、その年の国際情勢に合わせて「イラク戦争」「米軍再編」「オスプレイ問題」などをテーマに据え、情報発信を続けてきた。

 9月に安保関連法が成立し、今月1日には米原子力空母ロナルド・レーガンが横須賀に配備されたばかり。実行委メンバーの新倉裕史さんは「ああ、やっぱり基地の街なんだなと。特にことしはその象徴的な年といえる」と実感を込める。

 30周年に合わせ、ことしは過去のイベントの様子や反基地運動史を紹介するパネル展示に力を入れる。時代ごとに基地を取り巻く課題はさまざまで、当時の世相も読み取れそう。主催者手作りという基地周辺の立体模型なども用意し、来場者の視覚に訴える。

 チャーター船(150人乗り)で基地周辺をめぐる「軍港クルーズ」(有料)は人気イベントの一つ。会場には25店以上の模擬店も並ぶ。新倉さんは「残念ながら基地は拡大したが、こうして家族連れで一日楽しみながら基地問題や平和を考える場を提供してきたことは意義深い」と話す。

 午前10時~午後3時半で入場無料。問い合わせは、実行委事務局(全造船浦賀分会内)電話046(841)0346。


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