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【速報】施工不良でマンション傾く

経済 神奈川新聞  2015年10月14日 14:34

施工不良で建物が傾いていることが判明した横浜市都筑区の大型マンション=14日午前(共同)
施工不良で建物が傾いていることが判明した横浜市都筑区の大型マンション=14日午前(共同)

 三井不動産グループが2006年に発売した横浜市都筑区の大型マンションで、施工不良から建物が傾き、国土交通省や横浜市が建築基準法違反の疑いもあるとみて本格的な調査に乗り出すことが14日、分かった。

 国交省によると、施工した三井住友建設はマンションの基礎を支えるくいの一部が地盤の強固な層に達していなかったと説明している。横浜市によると、別のくいの深さに関するデータを転用して基礎のくいを打ち込んだ結果、一部で「支持層」と呼ばれる強固な地盤に届かなかったことが傾いた原因とみられる。

 横浜市によると、マンションは07年に完成、705世帯が入る4棟があり、傾いているのはうち11階建ての1棟。廊下の手すりが、渡り廊下でつながる別の棟の手すりに比べ約2センチ低くなっている。住民から不動産会社には昨年11月、市には今年8月、それぞれ「手すりにずれがある」との指摘があった。くいのうち8本が支持層に達していないか、深さが不十分だったという。

 国交省は今月、三井住友建設などに原因究明を指示。横浜市建築安全課は「不動産会社からの報告を待ち、違反がないか確認する」としている。
 三井不動産グループは「緊急を要する危険性はない」と住民に説明。地盤調査のやり直しを始め、第三者機関による構造の安全性を検証するとしている。

 三井不動産側は「お客さまに対しては誠意を持って対応する」(広報担当者)と話している。


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