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足柄の味を茶でも 県農協茶業センター初開発 需要喚起へ「愛飲を」

話題 神奈川新聞  2015年10月14日 03:00

香りとまろやかさが特徴の「箱根山麓紅茶」=山北町川西の県農協茶業センター
香りとまろやかさが特徴の「箱根山麓紅茶」=山北町川西の県農協茶業センター

 2011年3月の東日本大震災以降、需要の低迷する緑茶市場に新たな需要を喚起しようと、県農協茶業センター(山北町川西)が足柄茶の二番茶などを使った紅茶を初めて開発した。足柄茶ならではのまろみと香りが特徴で、「“ご当地紅茶”として味わってほしい」と関係者の期待を担っている。

 「箱根山麓紅茶」は、生葉約1750キロから約350キロが生産された。香り高く味はまろやか。後から爽やかな苦味が広がってくる。紅茶パックは2グラムのティーバッグが13袋入りで1万3千パック作り、パッケージには紅茶をいただく着物姿の女性が大正ロマン風に描かれている。

 紅茶開発に携わった同センターの國島治生業務部長は「苦味成分のタンニン含有量が、紅茶に使われるアッサム種に比べて3、4割少ないので、まろやかさが際立つのでは」と特徴を語る。

 東日本大震災以降、緑茶市場は需要が低迷する中、同センターは足柄茶の二番茶の活用と高付加価値化として紅茶に着目。「昨年秋に試験販売したところ好評だった」ため、今年から本格的に商品開発し生産を始めた。

 同センターの佐藤美己専務は「ご当地紅茶として多くの方に愛飲していただくと同時に、生産者の生き残りと元気を期待しています」と語る。

 1パック500円(税別)。同センター直販所や県西地域の量販店、JA直売所などで順次販売する。問い合わせは、同センター電話0465(77)2001。


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