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日本の風景はり絵に 内田正泰さん個展 22日まで總持寺で

カルチャー 神奈川新聞  2015年10月14日 03:00

内田正泰さんのはり絵に見入る来場者=横浜市鶴見区の總持寺
内田正泰さんのはり絵に見入る来場者=横浜市鶴見区の總持寺

 はり絵画家・内田正泰さん(93)の個展「山雲海月-こころの風景-内田正泰はり絵の世界展」が、横浜市鶴見区の曹洞宗大本山總持寺の三松閣で開催中だ。同寺の礎を築いた峨山禅師の650回大遠忌を記念した展覧会で、力作95点が並ぶ。22日まで。入場無料。

 内田さんは、はさみを使わずに手で柔らかく破った洋紙を貼り重ねる独自の技法で、季節感あふれる日本の風景を表現している。

 大遠忌法要のポスターに使われている作品「相承(そうじょう) 天地人」では、秋の山中を歩く峨山禅師の後ろ姿を描いた。ススキの野原や紅葉した木々などに、はり絵独特の温かみがにじみ出ている。

 峨山禅師は石川県羽咋市の永光寺と当時は輪島市にあった總持寺を結ぶ52キロの山道を毎日往復したといい、「峨山道」と呼ばれて今も残る。内田さんは写真を見たり、總持寺の境内で修行の場のイメージを固めたりして制作に臨み、2カ月をかけて仕上げた。

 会場には縦1・85メートル、横1・35メートルという大作も並び、はり絵とは思えないほど繊細な表現に来場者らは熱心に見入っていた。

 問い合わせは大遠忌局電話045(415)0052。


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