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悩み共有「強くなろう」 発達障害児の母支え3年 30日に相模原の団体が講演会

社会 神奈川新聞  2015年10月14日 03:00

30日の講演会に向けて、ミーティングをするメンバーら=相模原市中央区
30日の講演会に向けて、ミーティングをするメンバーら=相模原市中央区

 相模原市で活動する発達障害児支援団体「あすぽーと」が来月、発足3周年を迎える。これまで、同じ悩みを抱える母親らの集会を開き、不安や孤独を分散する活動を続けてきた。発足当初から変わらない思いは「みんなでつながって、みんなで強くなる」。10月30日には、講師を招いた講演会を開く。

 同団体の発足は、ともに発達障害のある子どもを持つ渡辺薫代表(43)と、メンバーの安田弥生さん(44)が知り合ったのがきっかけだった。

 「学校で理解してもらえない」「発達障害に関する本はたくさんあるけれど、どれが正しい情報か分からない」など悩みを共有し合った。「今まで分かってもらえなかったことが、分かり合えた。すごいエネルギーが生まれた」と振り返る。

 同じ境遇の母親たちがほっとできる場をつくろうと団体を発足。毎月、療育士や保育関係者らのゲストを招いた集会で、参加者同士の交流を図ってきた。知り合いやブログを通じて参加者を募り、今までに集会に足を運んだ保護者らは800人を数える。悩みを抱えた人も「元気な雰囲気の中に入れば、元気になれる」とメンバーは力を込める。

 講演会は、脳性まひ・自閉症とアスペルガー症候群と定型発達の三つ子の母で、人気ブロガーのじゅんさんを講師に招く。日常生活をユーモラスに描く内容に、渡辺代表もかつて「深く悩まず、楽しく考えていい」と勇気づけられたという。

 渡辺代表は「子どもの特性は一人一人違うけれど、お母さんの困り方と孤独は同じ」と主張する。制度や法律を変えるより先に、母親が強くなれば、身近にいる人から少しずつ社会を変えることができるという。

 講演会は、同市中央区の市民会館で午前10時から。参加費500円。参加希望者は、名前、参加人数、連絡先を記入してファクス042(758)9627か電子メール(smile06302002@gmail.com)で申し込む。


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