1. ホーム
  2. 政治行政
  3. 麻生区緑地保全の陳情 市会委が趣旨採択 マンション建設計画

麻生区緑地保全の陳情 市会委が趣旨採択 マンション建設計画

政治行政 神奈川新聞  2015年10月08日 03:00

 川崎市麻生区の緑地で浮上しているマンション建設計画について、市議会まちづくり委員会は7日、市民団体から提出された緑地保全を求める陳情1件を全会一致で趣旨採択した。

 開発予定地は、小田急線柿生駅から約800メートルの距離にある8740平方メートルの緑地。北側一帯には、特別緑地保全地区に指定されている柿生の里など緑地がまとまって残されている。

 市は開発予定地の特別緑地保全地区などの指定に向け、2006年から旧個人地権者と交渉を開始。09年に現在の事業者が取得して以降も、今年7月までに計24回交渉を重ねている。11年には同様の陳情が全会一致で採択され、その後も請願や陳情計4件が趣旨採択された。

 7日の委員会では、近隣緑地の取引価格を参考に算定した土地価格と事業者が地権者から取得した価格に2倍以上の差があったことなどが原因で、交渉が進んでいない現状を説明。事業者と市で開発に関わる事前調整をしているが、市は「着工ぎりぎりまで全面保全を目指して交渉していく」とあらためて緑地保全の考えを示した。


シェアする