1. ホーム
  2. 社会
  3. かわさき宙と緑の科学館 天文の魅力普及に尽力 故箕輪敏行さんしのび企画展 功績や人柄パネルに

かわさき宙と緑の科学館 天文の魅力普及に尽力 故箕輪敏行さんしのび企画展 功績や人柄パネルに

社会 神奈川新聞  2015年10月05日 03:00

箕輪先生をしのび、パネル展を企画した(左から)小川さん、国司さん、内野さん=かわさき宙と緑の科学館
箕輪先生をしのび、パネル展を企画した(左から)小川さん、国司さん、内野さん=かわさき宙と緑の科学館

 星空の魅力を伝え続け、川崎市文化賞を受賞した故箕輪敏行さんの業績を紹介するパネル展「箕輪敏行先生の思い出-川崎の星空とともに-」が、かわさき宙と緑の科学館(川崎市多摩区枡形)で開かれている。親交の深かった人々が膨大な資料を整理し、箕輪さんとの思い出を振り返って企画した。18日まで。

 箕輪さんは1918年に川崎に生まれ、市立小学校で教員として勤務した。自宅敷地内に観測所を設けるほど天文や気象に詳しく、53年に地元の愛好家らとともに川崎天文同好会を創設。市民向けに各地で天体観望会を開いてきた。

 パネル展は、昨年1月に95歳で亡くなった箕輪さんを多くの人に知ってもらおうと科学館が主催、同好会が協力した。市青少年科学館オープンへの尽力や星の観測に支障を来す「光害」反対運動、子どものころ飼っていた忠犬とのエピソードなど、箕輪さんの功績と人柄を写真や文章で伝える。箕輪さんが残した天文写真の一部も展示している。

 パネルの文章は、箕輪さんと親交の深かった天文愛好家らが執筆。同好会の小川誠治さん(65)=麻生区多摩美=は8年ほど前、箕輪さんから天文資料の整理を頼まれたのをきっかけに、メンバーの内野哲さん(80)=多摩区登戸新町=らとともに文献や写真を科学館に寄贈し、整理を進めてきた。

 科学館天文担当の国司真さん(60)は「天文や気象に触れる素晴らしさ、自然から学ぶ大切さを箕輪先生は教えてくれた。そんな先生の人柄を知ってほしい」と来場を呼び掛ける。

 午前9時半~午後5時で、パネル展観覧は無料。休館日などの問い合わせは、同科学館電話044(922)4731。


シェアする