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相模原の魅力どう発信? 地域ブランド全国240位で戦略見直し

政治行政 神奈川新聞  2017年01月05日 11:24

市役所本館1階ロビーに置かれたジオラマ。建設が予定されているリニア中央新幹線や温泉など、相模原の魅力を紹介している
市役所本館1階ロビーに置かれたジオラマ。建設が予定されているリニア中央新幹線や温泉など、相模原の魅力を紹介している

 地域の魅力を全国に発信する相模原市の戦略が、見直しを迫られている。桜が多い景観や宇宙航空研究開発機構(JAXA)相模原キャンパスがあることから“小惑星探査機「はやぶさ」のふるさと”として市のPRを続けてきたが、民間の「地域ブランド調査・魅力度」順位が全国240位にとどまり、目標とする100位以内に届かなかったからだ。新年度からは、目線を全国からより身近な範囲に変えて雪辱に挑む。

 相模湖、津久井湖など水源地である丹沢地域と都市部を抱える同市が掲げる市のキャッチフレーズは「潤水都市」。芸術系の大学を抱える“アートのまち”でもあり、スポーツが盛んなことも自慢だ。

 2012年に民間の調査団体「ブランド総合研究所」が行った地域ブランド調査の魅力度ランキングで、相模原市は全国241位。翌年策定した「都市経営指針・実行計画」の中で「16年度までに100位以内を目指す」目標を掲げた。だが、13年度は240位、14年度229位、15年度234位と低迷。このほど出た16年度の順位も240位だった。

 そこで指標を市独自のインターネットアンケートで「相模原市に住んでもいいという居住意向」に転換。15年度の8・9%から「19年度に15%以上」を新たな目標に据える。

 アンケートの対象者は相模原市民を除く県内と、東京都・埼玉県の居住者とする予定。全国にPRすることよりも、身近な地域に住む人たちに相模原がどう思われているかを知り、具体的なアピールに力を入れる。

 また、市が発信する情報のメディア露出を広告費換算10億円から13億円にすることも柱とした。他の項目でも新たな目標値を設定した第2次の指針と実行計画(案)は1月10日までパブリックコメント(意見公募)を実施中だ。

 シティセールス・親善交流課の鈴木由美子課長は「最終的には相模原に住んでもらいたいので、対象を無理なく足を運んでもらえるエリアに絞った。ターゲットを明確にし、効果的な情報発信を目指す」と話している。


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