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植樹や水脈整備に汗 湘南国際村

カルチャー 神奈川新聞  2015年10月04日 03:00

水脈づくりの作業を行うボランティアら=横須賀市、湘南国際村めぐりの森
水脈づくりの作業を行うボランティアら=横須賀市、湘南国際村めぐりの森

 「湘南国際村めぐりの森」(横須賀市)の土壌改善を図る「森を育む育樹祭と水脈づくり」が3日、同森で行われた。ボランティア約140人が参加して22種107本を植樹したほか、同森では初の試みとなる水脈の整備を行った。「協働参加型めぐりの森づくり推進会議」の主催。

 開発跡地として表土が失われ、荒廃していた同森では、宮脇昭・横浜国大名誉教授の潜在自然植生論に基づいて約4万3千本を植樹するなど、約1・4ヘクタールにわたって環境保全林の再生に取り組んできた。しかしその一方で、植樹をしていない場所では降雨のたびに泥水が流出するなど土壌が劣化した状態が続いている。

 今回植樹とともに行った水脈整備では、ボランティアが植樹地の間の急傾斜地に長さ計約150メートル、深さ約20センチの溝を掘った。雨水の流れを分散・浸透させることで、軟らかな土壌を作るのが狙い。効果があれば植樹コスト削減につながる可能性があるという。

 指導した「杜の園芸」代表で造園技師の男性(59)は「大地の血管である水脈を整備することで、土壌を育てることができる」と話している。


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