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「自由な言論守る」 都内で安倍政権反対集会

社会 神奈川新聞  2015年10月03日 03:00

集会後、銀座などを行進し安倍政権に抗議の声を上げる参加者ら
集会後、銀座などを行進し安倍政権に抗議の声を上げる参加者ら

 安全保障関連法や原発、辺野古新基地建設、特定秘密保護法など安倍政権の政策に反対する集会が2日、東京・日比谷野外音楽堂で開かれた。参加者からは、安保法制に対する抗議活動を続けてきた学生グループ「SEALDs(シールズ)」の奥田愛基さん(23)に殺害を予告する脅迫文が届いたことに抗議する声が聞かれた。

 「この国には言論の自由がある。その自由と権利は努力して守らなければいけない。そう書いてある憲法に勇気をもらい、初めてスピーチをみんなに聞いてもらいたいと思った」

 SEALDsの中心メンバーの一人、七田人比古さん(19)はマイクを手にそう語り掛けると「(脅迫は)本当に卑劣で許せない。だが恐れて声を上げることをためらったら思うつぼだ」と力を込めた。

 相模原市から足を運んだ大学生、松山みあささん(20)も「人ごとではない」と感じているといい、「でも、自由な言論はそんなことでつぶされない。そのことを声を上げ続けることで示したい」と話した。

 SAELDsの活動を応援してきた元陸上自衛隊レンジャー隊員の井筒高雄さん(45)は「若い人たちは危機感から意を決して名前も顔もさらして思いを語っている。そこに暴力的な言葉を突きつける行為は許しがたい。問題を感じるなら正々堂々と言えばいい」と憤りを口にした。

 また、「安全保障関連法に反対する学者の会」呼び掛け人有志はこの日、脅迫状が届いたことに「強く抗議する」とした声明を発表した。

 声明は「民主主義社会に対する重大な挑戦で、断じて許されない」と非難。脅迫状が大学に送られたことも「大学の自治、学問の自由、言論の自由に対する攻撃」とし、看過できないとした。


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