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藤沢のアート拠点に スペース開館、芸術家の創作活動支援

カルチャー 神奈川新聞  2015年10月03日 03:00

芸術家が作品制作を進めるレジデンスルーム
芸術家が作品制作を進めるレジデンスルーム

 地元の若手芸術家の創作活動や展示発表をサポートする施設として整備された「藤沢市アートスペース」が3日、湘南C-X内にあるココテラス湘南(同市辻堂神台)にオープンする。2日に行われた内覧会では、開館記念特別展覧会に出展する芸術家たちが会見に臨み、「藤沢の芸術に関する情報が集まる拠点になれば」と施設への期待を語った。

 アートスペースは、当初はオフィスフロアを想定していたココテラス6階部分を改修して市が整備。所蔵コレクションを核とする従来の美術館と異なり、地元の芸術家と連携して企画展や体験型イベントなどを展開していく。

 延べ床面積550平方メートルのフロアに、二つの展示室を配置。企画展に参加する芸術家が作品制作のため使用できるレジデンスルームは、来場者も見学可能だ。オープンスタジオで制作過程を公開するなど、芸術家と市民の交流の場として機能させていく。

 開館記念特別展覧会は第1~3期に分かれ、計9人が参加する。第1期に出展した漆原夏樹さん(38)は「公共の美術館は敷居が高いが、ここは使いやすい」と利点を強調。第2期に向け作品制作を進める江川純太さん(36)は「完成品を見るだけではなく、作品が変化していく様子を同時進行で見られるのは面白いのでは。同じ場所で作業することで作家同士の交流も生まれ刺激になる」と語った。

 特別展の日程は、1期が3日~11月3日、2期が11月7日~12月6日、3期が12月12日~1月17日。月曜休館。午前10時から午後7時まで。


開館記念特別展に出展する藤沢ゆかりの芸術家たち
開館記念特別展に出展する藤沢ゆかりの芸術家たち

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