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箱根・芦ノ湖に活気を ワカサギの刺し網漁解禁

カルチャー 神奈川新聞  2015年10月02日 17:52

網を引き上げる芦之湖漁業協同組合の組合員=箱根・芦ノ湖
網を引き上げる芦之湖漁業協同組合の組合員=箱根・芦ノ湖

 箱根・芦ノ湖で1日、ワカサギの刺し網漁が解禁された。初日の漁獲量は約11キロと、昨年を大きく下回った。芦之湖漁業協同組合によると、夏の酷暑によりエサとなるプランクトンの発生が遅れ、ワカサギの成育も進まなかったとみられる。同漁協代表理事の野崎茂則さん(74)は「魚影は確認できている。成育を待ちたい。漁の解禁で地元を活気づけたい」と話している。

 この日、未明から同漁協の組合員が箱根園沖で順次、網を引き揚げた。大きさは8~12センチ程度と小ぶり。昨年は約150キロを水揚げしており、「去年のようにはいかないね」といった声も聞こえていた。

 箱根では大涌谷周辺の火山活動活発化が観光業などに暗い影を落としている。元箱根地区で貸しボート屋を営み、刺し網漁歴60年以上の大場征男さん(75)は「一時、客足は遠のいたが、噴火警戒レベルが2に引き下げられ、戻りつつある。多くの方に食べに来ていただけるよう、漁に臨みたい」と話していた。11月ごろが漁のピーク。シーズンは来年4月ごろまで。


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