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東名渋滞解消へ初会合 国や県など検討組織

政治行政 神奈川新聞  2015年09月18日 03:00

東名高速道路の県内区間で発生する渋滞の現状を分析した初会合=横浜市中区の横浜第二合同庁舎
東名高速道路の県内区間で発生する渋滞の現状を分析した初会合=横浜市中区の横浜第二合同庁舎

 東名高速道路の県内区間の渋滞解消策を協議する国や県など関係機関による検討組織が発足し、17日に横浜市内で初会合を開いた。全国一の難所とされる上りの大和トンネル付近と、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)が接続する海老名ジャンクション(JCT)付近を重点的に検討し、具体的な対策を早急に立案する予定。

 組織の名称は「県東名軸渋滞ボトルネック検討ワーキンググループ」。国土交通省関東地方整備局と県、県警、横浜・川崎市、中日本高速道路で構成した。

 冒頭、座長を務める関東地方整備局の杉崎光義横浜国道事務所長は「幹線道路網の整備が進む一方、県内の東名高速を中心に著しい渋滞が発生しており、効果的な対策を早期に検討したい」とあいさつした。

 初会合では、関東地方整備局が渋滞の現状や要因について報告。今後、最小限の投資で渋滞を解消し、高速道路の本来機能を最大限発揮する方向で議論していくことを確認した。

 ほかの地域で進めた対策の事例報告もあり、既存の道路幅員の中で車線運用を見直し「付加車線」を設けた中央道の東京・調布付近などの取り組みも紹介された。

 東名高速上りの渋滞をめぐっては、付加車線を含む実質4車線が綾瀬バス停付近で3車線に減る上、大和トンネル付近の上り勾配やトンネルの視覚的効果による減速が要因とされている。

 太田昭宏国交相が今月2日、早期の対策に乗り出すよう求めた黒岩祐治知事に説明。その際、大和トンネル付近に新たに1車線を加えて実質4車線化するほか、海老名JCTのランプ部を現行の1車線から2車線化する案を伝えている。


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