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【ルポ9・16】安保法案地方公聴会 新横浜の会場周辺では 

社会 神奈川新聞  2015年09月16日 11:20

 

参院で審議中の安全保障関連法案。特別委は16日に横浜市港北区の新横浜プリンスホテルで地方公聴会を開催した。このまま強行採決に向かうのかー。新横浜は緊迫した雰囲気に包まれた。

16時45分


 自営業の男性(43)は、仲間とともに国会に向かうという。

「国会の中では野党議員たちが懸命にがんばってくれている。私たちは国会の外で一緒に戦いたい。私たちがいるということを、励みにしてもらいたい」

16時40分

 「皆さん、国会へ移りましょう」
という掛け声で、人々が場所を離れはじめる。

 ところどころで「頑張りましょう」という掛け声があがる。
「国会前に集まってください。足元に気をつけて」など、拡声器で次の指示が呼びかけられる。

16時35分

 車がデモ隊の包囲を突破。東京方面へ。

 警官隊が一斉撤収を指示。一気に警察と市民の集団がホテル前に戻り、大通りの交通が正常に戻る。

 ホテル前に戻るデモ隊に、周りで見ていた市民から拍手が起きる。

16時30分

 混乱の一団が、環状2号線まで移動。一般の車が通れず、クラクションが鳴る。




 反対車線にも人の波が広がり、一帯は通行止めに。

16時15分

 警察とのもみあいは続く。
「ここにいても無駄。国会に行く」と足早に立ち去る男性も。


16時5分



 デモ隊が寝転び「ダイイン」をして道路を占拠。
警察はデモ隊を引っ張り上げて起きあがらせようとしていたが、デモ隊も「暴力反対」と怒りの声をあげる。


16時4分



 公聴会参加者とみられる車の前を封鎖するデモ隊。周囲からは「採決中止、やつらを通すな」「ノーパセラン」と大合唱が上がる。





16時00分




 デモ隊が車列に飛び出し、道路を封鎖、警官隊ともみあいになる。

16時00分

 公聴会を傍聴した近藤ちとせ弁護士がマイクを持つ。

「一番伝えたい許せないことは、公聴会をやりながら、きょうの18時には審議をすることが決まっているということです」

「公述人の水上さんは『今日の公聴会が行われることによって、国会で審議することがあるんですが。しないのであれば僕はしゃべりたくない』と言いました」
「専修大の広渡教授は、法案を『穴だらけだ』と指摘して、『国民の声を聞きなさい』と言いました」
「東京財団の渡部さんは、『今の国会の議論は極端だ』としながら『軍事上必要なんだ』ということを強調していました」と報告。

15時47分

 公聴会が終わったと、参加した弁護士から連絡が入ったとアナウンス。

15時40分

 公聴会終了の時間が近づく。

「参加者は、いつ、どこから出てくるの?」という会話があちこちでなされる。

正面玄関か、どこかの通用口か。集まった市民も分からない中、とにかく声をあげ、少しでも届けようと雨がぱらつくなか、力を振り絞る。

安倍政権から命を守ろう
戦争したがる総理はいらない
戦争法案いますぐ廃案
九条守れ

コールが続く。

15時37分

 ホテル前で、国会デモに参加できなかった鎌倉のパン店の店主から友人を介して託されたパンを掲げる女性の姿がみえる。


15時35分



 傍聴者から、あと2人で質問が終わるとマイクで報告。

「あと10分ほどで公聴会が終わります。賛成の三党以外の野党は国会に戻り、強行採決にするか決めるとのこと。自衛隊を海外に派兵しないと決めた参議院が、海外派遣を今度は認めるのか。参議院の資質が問われている」

と、呼びかけ、一層の団結を求めた。

15時32分


 プリンスホテル車出口前で警官とデモ隊にらみあい。


15時30分




 小雨が降ってきたが、コールは鳴り止まない。
「戦争反対」「憲法違反の法律いらない」

「戦争する国絶対反対」「強行採決絶対反対」

「今すぐ廃案」。男性の力強い声が響く。

15時15分

 15時30分の公聴会終了に向け、再び人々が立ち上がり、集まり始める。

「国民なめんな」
「勝手に決めんな」
「民主主義ってなんだ」
「立憲主義だぞ憲法よく読め」

コールが続く

ママの会がマイクを持つ

「徴兵制は、男の子だけのものではありません。子どもに、どうして日本は戦争したいの?と聞かれた時に答えられません。どう説明したらいいんですか」
と言うと、周りの市民から
「そうだ!」「安倍に何言っても無駄だ」「耳を塞いでるぞ」「安倍は日本の恥だ!」と次々と声が上がった。

15時6分


ホテル前の歩道橋階段にも大勢の市民が抗議する姿があった
ホテル前の歩道橋階段にも大勢の市民が抗議する姿があった


 横浜市港南区のパート女性(63)は市民団体に所属せずに個人の立場で参加。抗議行動に顔を出せば、さまざまな情報が得られるという。今回は、パネルやうちわなどをもらった。安保法案に反対する国民は8割に達しているとの世論調査がある。「何かしなきゃと思っている人は多いはず」

 個人でもデモに参加できる。「思っているだけではなく、行動を起こして将来に何か形に残すべきです」



14時55分




 ホテル前で首から「全国一斉市民投票」と書かれたボードを首からさげていた女性がいた。

 安保法制に関して賛成か反対かを問う市民投票を独自に実施した団体「ZENKO」に所属し、不登校児のための居場所づくりに取り組む女性(56)=横浜市鶴見区=は、9月1日から12日までに藤沢市、川崎市、横浜市など13カ所で実施した市民投票に答えた人は2万1368人で、うち反対は20157票にのぼったと指摘した。

「駅で行き交う人に地道に聞き込みを続けた結果です。これはオリジナルのものだけれど、多くの人が反対をしていることが自分達なりにわかった。今日のデモにもこれだけ多くの人が反対を訴えようと来ている。どれだけの国民がこの法案に不安や危機感を持っているのか、安倍政権は知って欲しい」と話していた。

14時36分

 


警備にあたる大勢の警官の前で安保法案の廃案を求める人たち
警備にあたる大勢の警官の前で安保法案の廃案を求める人たち


 バリケードが敷かれ大勢の警官が警備する中で、安保法案への抗議が続く。労組の女性はバリケード前で演説し、「大勢の警官が警備して私たちを排除しているるが、私たちは弾圧に屈しない」と気勢をあげた。

14時30分


 ホテル前で廃案を訴える声がさらに大きくなる。
「戦争反対」「強行採決絶対反対」「勝手に決めるな」「憲法守れ」とコールが続く。

 横断幕を揺らす人、大きく声をあげる人、太鼓を叩く人、リズムに乗る人さまざま。参加者とともにコールを続けていた大学2年の男子学生(19)は「1人の首相が憲法の解釈を変えてしまおうとしている。まじでやばいし、ありえないと思った」と怒りをぶつけた。

「今変えられてしまったら、これから先の未来にもっと危ないことに踏み込むことができるようになってしまうかもしれない。今止めないとと思って声をあげている。民主主義を形式的なものにしたくない」と続けた。

14時15分

 デモ隊の人数がわずかに減った。
 歩道も通行可能に。
 抗議開始から2時間以上経過し、座りこむ参加者も多く見られる。

 横浜市に住む50代の女性は、友人からのメールできょうの活動のを聞き、参加したところ、この現場でべつの友人とばったり会ったという。

「朝、ニュースを見て、目前に迫っている、という感じがして、行かなければ後悔すると思った。ちょうど仕事が休みだったから、一人だったけどいこうかなって。そしたら偶然そこで会えて」

 安保法案の抗議活動に参加するのはこれが初めてという。

隣の友人の50代女性は、8月30日の国会前のデモに続き参加した。
「できることはこれしかないので…」

 シュプレヒコールの中に入ることはせず、2人で配布された「戦争させない」のカードを、時に談笑しながら静かに持つ。「前回もきょうも、『無言でスタンディング』です(笑)」

14時6分

 ホテル前で、11カ月の男児を抱いて鎌倉市から来た30代の主婦は、ベビーカーに「私たちは誰も戦争法案なんて望んでいません」と書かれたパネルを用意した。鎌倉での安保反対パレードに三回、国会デモにも子連れで三回参加したという。「公聴会の会場の前で反対の声のひとつになれれば」。安部政権のやり方がひどいし、何よりも「戦争に参加するのは日本人として許さない」。母としてそう考えている。

13時40分


ホテル前で安部政権を批判する人たち
ホテル前で安部政権を批判する人たち

駅前広場で警備を強化する警官ら
駅前広場で警備を強化する警官ら

13時30分


ホテル前では抗議の声が激しく上がる
ホテル前では抗議の声が激しく上がる

 ホテル周辺で抗議する人たちがさらに多くなる。歩道橋や歩道には隙間がないほどの人垣ができる。太鼓やタンバリンで軽快なリズムが刻まれ、「安部は辞めろ」などと大勢がコール。

 駅前広場で、神奈川大2年の女性(20)。県内の大学生と連携して5人で参加した。「戦争法案を自分たちの力で廃案させるまでがんばります」

13時20分


 大通りを渡る歩道橋にも人が二重三重になり始める。少し遠巻きに立ち止まって見ている人は、デモの中心にいる人達より、全体的に年齢が若い。

13時15分

 公聴会に参加するなかたにかずま氏
 皆さんは自分たちの子どもや孫を戦場に送る覚悟を持って、今の政権を支持しているのか。そうではないだろう。
 立憲民主主義に基づいてこの法案を止めなければならない。平和で豊かな未来を作るために断固として阻止する。

13時

 ママの会の中心メンバーの女性(28)=横浜市鶴見区の主婦=が、公聴会の会場となっているプリンスホテル前で「ママは戦争しないと決めた。パパも戦争しないと決めた。子供を守る。大人も守る。みんなで戦争しないと決めた。戦争の理由つくるのやめよう。戦争の道具つくるのやめよう。誰の子供も殺させない」と訴えつづけ、参加していた大勢が呼び掛けに応えた。

 首輪に「NO WAR」と書かれたボードをさげたシベリアンハスキー2匹を連れて参加した女性(63)=横浜市神奈川区の主婦=は、「犬の散歩がてら来たけれど、犬のおかげで参加者同士の会話がうまれている。おとなしい犬なので、お利口さんね、とか話しかけてもらえ、そこから法案はおかしいと話が広がり、参加者同士の意見交換につながった。安倍政権は国民の話を聞こうとか、議論しようという気がない。感じられないです。このまま黙っておくわけにはいかない。ひとりでも多くの人が声をあげつづけることで、何かがかわるかもしれない。先が見えなくてもみんなでがんばっていくしかないと思う」と話していた。

12時55分

 女性たちの甲高い声が響く。
「ママは戦争しないと決めた」
「パパも戦争しないと決めた」
「戦争の理由作るのやめよう」
「戦争の道具作るのやめよう」

コールが続く

12時45分

 安保法案に反対するママの会のメンバーが訴え。
「1人のママとして絶対に後悔する選択をしたくない。だから声をあげ続ける。最後まであきらめないで訴えをしつづけたいと思っています。皆さんも真剣な思いでここに来ている。一緒に頑張りましょう」と呼び掛けた。

 ママの会のメンバーの女性(46)=横浜市青葉区の主婦=は、
「この地方公聴会のあと、今夜か今週中には採決に踏み切る方針であるとニュースで見ました。この地方公聴会も、国民の声をきくと見せかけたただのありばい工作なのだと思ったら悔しい。民主主義なんて名ばかりで、結局は自分たちのいいように物事をすすめたいだけじゃないか。主婦の友達もこのはなしを聞いて、愕然としたと言っていた。ホルムズ海峡の機雷封鎖も想定していないことだと言っていたが、どれだけ勝手なことを言うのかと恐ろしい。なんとしても廃案を訴えたいです」と話していた。


「殺し殺される国にするな」の横断幕を掲げる人たち
「殺し殺される国にするな」の横断幕を掲げる人たち

12時40分



 駅前広場でミュージシャンの朴保さん、ギターを手に「戦争には行かないで」と歌い上げる。


「戦争には行かないで」と歌い上げる朴保さん
「戦争には行かないで」と歌い上げる朴保さん

「戦争なんてまっぴらだ自分が死ぬなんてとんでもない いってしまったら遅すぎる 帰れなかったら誰が泣く」と歌った。

 広場にいる人たちは「アベ政治を許さない」「戦争あきらめろ安倍」「強行採決NO」などと書かれた横断幕やポスターを手に、朴さんが「反対するのがいけないなら表現の自由はどこへ行く」と歌うと、拍手をして賛同していた。


 開始時間が近づき、人数が徐々に増えていく。
ホテル正面の歩道は通行するのが困難に。

12時30分

 駅前広場で畑野君枝衆院議員がマイクを握る。「地方公聴会は全国で開くべき」「委員会は、昼間に堂々と審議を尽くすべき」などと訴え、安保法案の廃案を呼び掛ける。

 衆議院議員の畑野君枝議員が公聴会の傍聴にいく途中に広場でマイクを握り、「私も参議院議員だったことがあるが、60日ルールなんてとんでもない。地方の声をきき地方公聴会を開いてから中央公聴会へのぞむべきところ、地方をすっとばし軽視している。市民が怒ったから今回の公聴会も開かれた。なんのために公聴会を開くのか、充実した審議をしっかりとするためだ。委員長の職権で勝手に締めくくろうとしている、総括をしようとしているのはおかしい。これから議論がはじまるのです。堂々と審議を尽くすべきだということ、大きな声をみなさんであげていきましょう」と訴えた。

 SEALDsの奥田くんも堂々と国会で声をあげた。
「みんなで立ち上がっていきましょう」

 広場にいた人達からは「そうだ!」「おかしい!」「47都道府県すべてで公聴会をひらくべきだ!」と賛同する声があがった。

 畑野君枝議員は「これから傍聴会へ向かいます」としめくくると拍手がおこった。

12時20分

 コールが一度やみ、公聴会に参加する国会議員がマイクを持つ。

福島みずほ氏
 「昨日の夜、きょうの18時からの審議で終局させると鴻池委員長が決めた。どうして公聴人に話を聞く前に終わりを決められるのか。連休中も審議すればいいじゃないか。連休の間に国民が国会におしかけ、法案の欠点が露呈するのを恐れているのではないか。私は審議しろ、と声を上げていく。市民を踏みにじる安倍内閣に未来はない」

山本太郎氏
(シュプレヒコールを市民と一緒に行う)
「ホテルの中にいる皆さん、この声が聞こえますか。この声が聞こえなければ政治家じゃない」
「安倍政権は、政府のツラを被った強盗だ」

 2人が拍手で送られていく。

12時11分

 かながわアクションの抗議活動では、ミュージシャンによる野外ライブ。参加者は手拍子で盛り上がる

11時50分

 新横浜駅前広場には、数多くののぼりや横断幕が掲げられ、さまざまな団体が集まってマイクをにぎり、口々に安保法案の廃案を呼び掛けている。


11時40分


 メンバーが到着した。ここ(北口)ではなく、篠原口から出た、と男性が周りに声をかける。

 100人ほどのメンバーがいっせいにホテル前へ移動する。駅前広場でシュプレヒコールを挙げているグループとは別で、全体として統率は取れていない印象。


学生たちがマイクを握る。

 横浜市大の女子学生は「神奈川の学生として、地元で声をあげたいと思った」。
 男子学生は「安倍政権は国民を舐めている。若い人ももっとこういう活動に参加してほしい」と話すと、周りから拍手があがり「おじさんおばさん…、いや、おじぃさんおばあさんかな(笑)、私たちも頑張らないとね」とやりとり。

11時33分

 「ホテル前が結界になってしまったのて、きょうはここで抗議をします」とアナウンス。


「戦争法案絶対反対」
「安倍から日本を守れ」
「強行採決絶対反対」
「安倍から子どもを守れ」

 リズムに乗ったシュプレヒコールで、広場にバラバラに集まっていたそれぞれの団体が少しずつ声を合わせていく。

 公述人ら参院議員らはのぞみ27号で新横浜に到着するとの情報がSNSで飛び交う。到着は午前11時28分とのこと。

 アクションかながわ、集合時間を1時間前倒しして午前11時に動員。公述人らに安保法案の廃案を直接働きかけるという。

11時30分

 駅前広場には、さまざまな団体がアピールを本格的に始める。

11時20分

 公述人らと参院議員らはのぞみ27号で新横浜に到着するとの情報がSNSで飛び交う。到着は午前11時28分とのこと。駅前広場では、50人ほどが「戦争法案いますぐ廃案」「強行採決絶対廃案」などとアピール。

11時5分

 ブリンスホテル正面玄関へつながる歩道が県警により封鎖される。
目立った抗議活動はまだないが、制服警官が整然と並び、普通ではない光景となっている。

11時

 ホテル正面の歩道に、警察によるバリケードが敷かれる。正面の歩道は歩けなくなる。

10時50分

 ホテル正面の反対側の道路には、最初は20人ほどの市民がアピールしていたが、次第に横断幕やのぼりを掲げる市民の数が増える。

10時44分




 プリンスホテル周辺で、警察官による規制線の準備が始まった。








公聴会出席者が乗っていると思われる車へ抗議する市民が環状2号まで移動
公聴会出席者が乗っていると思われる車へ抗議する市民が環状2号まで移動

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