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相模原補給廠:熱でボンベ破裂か 市消防局が見解

社会 神奈川新聞  2015年09月16日 03:00

 在日米陸軍相模総合補給廠(しょう)(相模原市中央区)で8月24日未明に発生した倉庫爆発事故の原因について、相模原市は15日、「火災の熱で倉庫内の酸素ボンベが破裂して爆発が起きた可能性がある」との見解を示した。同日開かれた市議会基地対策特別委員会で、市消防局が委員の質問に答弁した。

 市消防局予防課は一般的な考え方として、「酸素ボンベや消火器は、気体が高圧の状態で充填(じゅうてん)されている。外部の火災の熱で内部の圧力がさらに高まり、ボンベ自体が破裂する可能性がある」と説明した。

 さらにボンベから燃焼を助長する酸素が放出されたことで、「可能性の一つとして、爆発が起きることが考えられる」とした。火災原因については「米軍が調査中で認識はしていない」と答弁した。

 爆発事故について、市消防局は8月27日に調査権限を持つ米軍側の依頼を受けて共同調査を行って以降、調査に加わっていない。

 この日の特別委では、市は米ハワイ州から米側の専門官が同29日に来日し、9月5日に離日したことも明らかにした。その際、市側に情報提供はなかったという。

 市渉外課は「米側は、無用な臆測を呼ばないためにも、途中経過を出さないとしている。そのことは残念だが、調査そのものは進められていると期待している」と話した。


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