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「女性の声を町政に反映」 松田町議選・トップ当選の平野氏

政治行政 神奈川新聞  2015年09月15日 03:00

トップでの初当選を喜ぶスタッフらと平野由里子さん(右から2人目の花束を持つ女性)=13日夜、松田惣領の自宅兼事務所裏の駐車場
トップでの初当選を喜ぶスタッフらと平野由里子さん(右から2人目の花束を持つ女性)=13日夜、松田惣領の自宅兼事務所裏の駐車場

 8年ぶりの選挙戦となった松田町議選で、候補者中最年少で新人の平野由里子さん(52)がトップ当選した。平野さんは2代前の町長の興二さん(2001年1月死去)の長女。「人をつなぎ、未来をひらき、楽しい町づくりをしたい」と決意を新たにする。

 少数激戦だったが、ふたを開けてみれば、2位以下を400票以上引き離す1074票でトップ当選。「千票超えは、町議会始まって以来じゃねえかな」と再選されたベテラン議員が驚嘆混じりで評す。

 14日に当選証書を手にした平野さんは「皆さんの期待をずしりと感じる。お年寄りや子育て世代の女性らの声を町政に反映させていきたい」と抱負を述べた。

 大学教員でフランス文学とバロック時代の西洋美術史が専門。カンフー指導員の顔も持つ。「畑が違うので政治は無理」と出馬要請を断り続けてきたが、昨秋に「町政改革は議会サイドからも必要」と出馬を決意。勤務先の松蔭大学・高校(厚木市)に相談し、今年3月にけじめをつけた。

 選挙戦の実動部隊は、学生時代の同級生や子育て世代の女性らを中心に、亡父を支えた母らお年寄りの女性を加えた“素人混成部隊”。「一人一人が自分ができることで選挙に関わっているという実感を大事にしたい。10代、20代の若者がものを言い始めたことは心強い」と語る時、教員の顔に戻る。

 「松田山の四季折々のにぎわいなど、父のまいた種が着実に花開く一方、宿泊型農業体験などやり残したこともあり、あらためて父の思いを実感した。遺志を継いで、町民の皆さん、特に女性たちとともにわいわいと楽しく町づくりを行いたい」と晴れやかな笑顔で語った。


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