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動物の骨格標本など400点 相模原の麻布大いのちの博物館

話題 神奈川新聞  2015年09月15日 03:00

創立125周年を記念して開館した博物館。左はゾウの骨格標本=麻布大
創立125周年を記念して開館した博物館。左はゾウの骨格標本=麻布大

 創立125周年を記念して麻布大学(相模原市中央区)が所蔵する動物の標本や家畜の模型などを集めた「いのちの博物館」が15日、同大敷地内で開館する。市民にも開放され、小学生向けに書かれた解説文や、動物の骨に触れられるコーナーも設置。開館に関わった元同大教授の高槻成紀さん(65)は、「大学の研究を敷居が高いと思わず、市民レベルで共有してほしい」と来場を呼び掛けている。

 同博物館は学生食堂として使われていた建物を改修。館内には、体長約4メートルのキリンなどの迫力あふれる骨格標本や、馬具、寄生虫の液浸標本など約400点が並ぶ。

 硬い棒状のものを好むウシが誤って食べてしまったクギや、ウマの腸にできた野球ボールほど大きさの結石なども展示され、動物の性質や特徴を知ることができる。

 同大の125年を振り返るパネルでは、1945年5月の東京大空襲で、当時東京都港区にあった校舎が焼失し、47年に相模原市中央区に移転した歴史も紹介されている。

 校舎再建のために卒業生や学生らが学債を買って協力。「歴史と伝統を校舎のように失ってはならない」「他校のように資本家なぞから出資の力を借りず」など、卒業生らが同窓会会報などに寄せた意気込みも添えられ、大学・学生ら一丸で戦災から復興していった歴史の重さを感じさせる。

 入場無料。火~土曜日開館。問い合わせは、同大電話042(754)7111。


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