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走水低砲台跡を整備 観光資源へ、国史跡目指す 横須賀

政治行政 神奈川新聞  2015年09月14日 03:00

観光資源として整備される走水低砲台跡の砲座=横須賀市走
観光資源として整備される走水低砲台跡の砲座=横須賀市走

 横須賀市は、現在立ち入り禁止となっている「走水低砲台跡」(同市走水)を整備する。現在開会中の市議会定例会に提出した補正予算案に、整備費など約5100万円を計上した。新たな観光資源として活用していく方針。 

 同砲台跡は、東京湾に突き出た丘の一角にある。外国船の防備にあたっていた川越藩が1843年に台場を築造。86年に旧陸軍が砲台を整備した。1934年に実戦での使用を終了し、横須賀重砲兵学校の演習用砲台として終戦まで使われていた。

 丘の上に27センチカノン砲を据え付けていた直径13メートルの砲座が4カ所、山腹にはれんが造りの弾薬庫が2棟と兵舎が1棟ある。市は、猿島と千代ケ崎の砲台跡に続き、県の観音崎公園砲台跡とセットで国史跡への追加指定を申請する。

 補正予算案に盛り込んだのは、樹木伐採、園路整備やガイドの育成にかかる費用など。見学は、ガイドが付いたツアー(有料)への参加に限定する方針。本年度中に民間事業者と協定を締結し、来年5月に民間事業者がツアーを実施する予定という。


観光資源として整備される走水低砲台跡の弾薬庫内部=横須賀(横須賀市提供)
観光資源として整備される走水低砲台跡の弾薬庫内部=横須賀(横須賀市提供)

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