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レーガン母港化反対集会 8千人が声/横須賀

神奈川新聞  2015年09月13日 17:37

原子力空母ロナルド・レーガンの母港化反対と安保法案に反対する参加者=米海軍横須賀基地前
原子力空母ロナルド・レーガンの母港化反対と安保法案に反対する参加者=米海軍横須賀基地前

 米原子力空母ロナルド・レーガンが10月2日、ジョージ・ワシントン(GW)の後継艦として米海軍横須賀基地(横須賀市)に配備されるのに合わせ、県内外の労働組合や平和団体などが13日、同市汐入町のヴェルニー公園で「横須賀の原子力空母永久母港化に反対する大集会」を開いた。

 空母交代の抗議集会としては最大規模の約8千人(主催者発表)が集った。弁護士や市民団体、市議などさまざまな立場から、新たな空母配備に関する問題点や、国会審議が大詰めを迎えている安全保障関連法案の反対を訴えた。

 横須賀市の市民グループ「原子力空母母港化の是非を問う住民投票を成功させる会」の呉東正彦弁護士は「レーガンがやって来るということは、単なる原子力空母の交代にとどまらない。この2年間、国内は『原発ゼロ』だったが、例外としてGWの原子炉が動いてきた。この異常事態がこれから10年、20年も続こうとしている」と指摘した。

 自由法曹団神奈川支部幹事長の小賀坂徹弁護士は「国内の原子力発電には安全基準が適用されるが、空母の原子炉にはない。横須賀が米国の侵略の拠点になることも許せない」と主張した。

 元自衛隊員で茨城県土浦市議の井上圭一氏は「現役時代は有事の際に戦地に赴く後方支援部隊の下士官をしていた。安倍政権は国民の声に耳を傾けない。欠陥だらけの安保法案に自衛隊員が命を懸ける大義のかけらもない」と批判した。

 集会後、参加者は同基地前など市街地をデモ行進し、「戦争いらない、空母もいらない」「憲法読めない総理はいらない」などと声を張り上げた。



約8千人が集った「横須賀の原子力空母永久母港化に反対する大集会」=横須賀市汐入町のヴェルニー公園
約8千人が集った「横須賀の原子力空母永久母港化に反対する大集会」=横須賀市汐入町のヴェルニー公園

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