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高校の奨学金、成績要件を撤廃へ

社会 神奈川新聞  2015年09月12日 03:00

 県教育委員会は11日、県が実施している高校奨学金について、成績要件を撤廃する方針を明らかにした。子どもの貧困対策も考慮し、従来の「育英」目的から「就学支援」へと転換する方向で検討する。

 同奨学金は1964年度に始まり、学業成績が優れ学資援助が必要な生徒に、国公立は月額最高2万円、私立は4万円を無利子で貸し付ける制度。国の臨時特例交付金を財源とした2009年度以降は、一時的に成績要件(5段階評価で平均3・0以上)を緩和して全希望者に貸し付けてきた。

 しかし、国交付金は14年度末で廃止されたため、県は奨学金のあり方を教育の機会均等を重視する方向で検討する。成績要件の撤廃に加え、返済の負担軽減や制度の継続性の観点から、貸付限度額の引き下げなどを考えていくという。

 同日の県議会本会議で、公明党の高橋稔氏(横浜市港南区)の代表質問に、桐谷次郎教育長が答えた。


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