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箱根山の地殻変動が鈍化 警戒レベルは維持

社会 神奈川新聞  2015年09月05日 03:00

 気象庁は4日、活発な火山活動が続く箱根山(箱根町)で8月下旬から山体の膨張を示す地殻変動が鈍化傾向になっていると発表した。同庁の観測では、火山性地震は9月に入り4日午後3時まで発生していないが、火口のある大涌谷斜面の激しい噴気は続いており、5段階の噴火警戒レベルは3(入山規制)を維持している。

 同庁火山課によると、地下にたまっているマグマの圧力の高まりなどを示す山体の膨張は、衛星利用測位システム(GPS)などで4月から捉えられていたが、現在は複数ある観測点の全てで鈍化している。警戒レベルを下げられるかどうか、慎重に推移を見極める方針。

 一方、気象庁は噴火に備えて設置した広帯域地震計や空振計の運用を4日から開始した。噴火に先行する可能性がある傾斜変動などが捉えられるという。


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