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“姉妹”の力で箱根元気に 洞爺湖町から応援ツアー

話題 神奈川新聞  2015年09月03日 03:00

箱根に到着した洞爺湖町の観光客(左)を歓迎する町関係者ら=1日、箱根町二ノ平
箱根に到着した洞爺湖町の観光客(左)を歓迎する町関係者ら=1日、箱根町二ノ平

 箱根山・大涌谷火口周辺の火山活動活発化の影響で観光客減に悩む箱根町を元気づけようと、姉妹都市の北海道洞爺湖町が企画したツアー参加者約110人が箱根に滞在中だ。一行は2泊3日の旅程で、町立箱根湿生花園や芦ノ湖の遊覧船などを楽しみ、箱根を満喫している。

 洞爺湖町は箱根同様、活火山を擁する温泉地として知られる。1977年、2000年の有珠山噴火の際には箱根町の職員が洞爺湖町の前身の虻田町で復興支援に携わった。

 ツアー初日の1日には宿泊先である箱根ホテル小涌園(箱根町二ノ平)で、町関係者や浴衣姿のホテルスタッフがお出迎え。ツアー参加者はこの旅行のために製作されたオリジナルTシャツを着用し、夕食を食べながら町関係者らと交流した。

 洞爺湖町で飲食店を営む広瀬早喜さん(27)は「箱根に来るのは初めて。お酒を飲んだり、芸者さんに会ったりしたい」と地元のおもてなし文化に興味津々の様子。同町の温泉組合に勤める四宮博さん(54)は「観光業で苦戦を強いられている箱根の境遇が、(有珠山噴火を経験した)自分たちと重なって見えた。少しでも力になれれば」と参加理由を熱く語った。

 両町関係者が集まった「激励会」では、洞爺湖町の真屋敏晴町長が「15年前の恩は計り知れない。自分たちが観光することで、箱根は大丈夫ですよと全国にPRできたらいい」と思いを語った。箱根町の山口昇士町長は「この応援ツアーを契機に頑張っていきたい」と感謝した。


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