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持ち株会社名はコンコルディア 横浜、東日本銀統合

経済 神奈川新聞  2015年09月02日 03:00

 来年4月に経営統合する横浜銀行と東日本銀行が新設する持ち株会社の社名が「コンコルディア・フィナンシャルグループ(FG)」となることが1日、分かった。社長に横浜銀の寺澤辰麿頭取(68)、副社長には東日本銀の石井道遠頭取(63)が就任し、両氏は傘下に入る各行の頭取を兼務する。持ち株会社の本店は東京に置く。

 両行の総資産は今年3月末時点の合計で約17兆5千億円となり、福岡銀行などの「ふくおかFG」を抜いて最大の地方銀行グループとなる。「コンコルディア」は融和や協調などを意味するラテン語。

 横浜銀は県内180店を中心に国内で計205店を展開。東日本銀は都内49店をはじめ計82店あり、県内でも9店を持つ。横浜銀は県内と都内の西南部(20店)に集中しており、今回の経営統合は成長が見込まれる都内での市場開拓を本格化させ、広域展開への足掛かりとなる。

 両行はすでに、浜銀総合研究所など横浜銀のグループ会社と東日本銀が業務提携を行っているほか、ATM(現金自動預払機)利用料の相互割引なども進めている。統合後は事務センターの統合などで経営の効率化を進める一方、東京を中心に双方が得意とする地域での新規出店などを通じて営業力を強化。顧客争奪が激化する首都圏での競争力を高める。

 両行は今月中に取締役会で決議後、最終契約を締結し、収益計画などを発表する。12月には臨時株主総会を開催し、株主の承認を得る方針。両行は昨年11月に経営統合で基本合意し、統合準備委員会を設置して協議を進めていた。


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