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補給廠一部返還地で訓練 救助活動米軍も連携

社会 神奈川新聞  2015年08月31日 03:00

被災者を救助する米陸軍隊員ら=相模総合補給廠一部返還地
被災者を救助する米陸軍隊員ら=相模総合補給廠一部返還地

 在日米陸軍相模総合補給廠(しょう)(相模原市中央区)の一部返還地で30日、大規模地震の発生を想定した総合防災訓練が行われた。相模原市が主催し、消防機関や自衛隊、地域住民ら110機関、約2千人が参加。市と災害時の相互支援の覚書を結ぶ在日米陸軍も加わり、補給廠内で24日に起きた倉庫爆発事故から1週間を迎えようとする中、有事の際の連携を確認した。

 訓練は、市内最大震度6強を観測する地震により、建物倒壊や火災が発生。鉄道、道路、電気などの各施設にも被害が生じた-という想定で行われた。

 覚書は、2011年に市と在日米陸軍基地管理本部で締結。災害時の人命救助、食料や医薬品の提供などの相互支援活動が記されている。締結以降、米軍が訓練に参加するのは3回目となる。

 米軍は自衛隊や消防機関と連携して、倒壊家屋に閉じ込められた被災者を救出。給水車をけん引しての水の供給や、補給廠内の消防隊による建物火災への放水活動も行われた。

 訓練後、市緊急対策課は「米軍と本格的に連携するのは今回で3回目。より一層の連携が深まり、今後も深めていきたい」と話していた。

 会場では、市民による初期消火訓練や起震車震度体験、電力やガスなどのインフラ機関によるライフライン復旧訓練も行われた。


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