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銃後の暮らし紹介 寒川で自治会資料80点展示

カルチャー 神奈川新聞  2015年08月31日 03:00

物資や農業までも統制され、戦時体制がつくられていく様子が分かる企画展=寒川文書館
物資や農業までも統制され、戦時体制がつくられていく様子が分かる企画展=寒川文書館

 戦時下の銃後の暮らしを伝える企画展が、寒川町宮山の寒川文書館で開かれている。地元自治会が保管していた配給制での物資購入票や、金属などを買い上げる供出通知など約80点が展示され、戦時体制がつくられていく様子を知ることができる。10月24日まで。

 企画展では、地元の大蔵自治会が保存していた戦時中の文書資料を中心に展示。若者に海軍志願兵となるよう呼び掛ける隣組の回覧板や、戦費確保のために増税に協力し銅鉄の供出や債券購入を奨励する回報などが残されている。

 戦時下では農業も統制された。米などの主要穀物以外の、トマトやイチゴといった作物の作付けを禁止する通知が出されている。米英音楽のレコード回収を知らせる通知も見つかった。

 同館は「当時は購入できる日用品の種類や量が限られ、米英文化まで排除された。戦争一色になった暮らしの様子を知ってもらえれば」と来場を呼び掛けている。午前9時から午後7時まで(土日祝日は同5時まで)。入場無料。月曜休館。問い合わせは同館電話0467(75)3691。


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