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「9・1」前に売り上げ好調 デザイン性に優れた防災用品 非常食も美味

社会 神奈川新聞  2015年08月31日 03:00

防災用品コーナーに並ぶ非常食。種類も豊富にある=横浜ロフト
防災用品コーナーに並ぶ非常食。種類も豊富にある=横浜ロフト

 9月1日の「防災の日」を前に、防災用品の売り上げが伸びている。最近は機能性やデザイン性の優れた商品が多数、登場。自然の力を実感させるニュースの数々に触れ、消費者の防災意識が高まっていることも背景にあるようだ。

 「4月からこれまでの防災用品の売り上げは、前年同期と比べ約50%増」と話すのは横浜市西区の横浜ロフト(そごう横浜店7階)の担当者。5月30日に小笠原諸島で発生したマグニチュード8・5の地震では、二宮町で震度5強を観測。その後、一部商品が品薄となったという。「今年は箱根山や桜島の火山活動に関するニュースなどもあり、防災意識の高まりを実感する。特に、50歳代以上の購入が目立つ」

 一口に防災用品と言ってもさまざま。最近は機能性に加え、デザインにも凝った商品が多い。例えば暗い場所で必要となるライト。太陽光で充電でき、空気を入れて膨らませる「エアランタン」は折り畳みができ、持ち運びにも便利。ブンブン振り回して発電する懐中電灯はグリーン、紫などの色があり、見た目もスタイリッシュだ。


 防災用品コーナーで大きく展開しているのが、緊急時の非常食「イザメシ」。ハンバーグや豚汁、あんこ餅など種類も豊富で、ご飯は製造から5年、おかずは3年の保存が可能。「最近の非常食は本当においしいんです」と担当者。また、香り付きのトイレ凝固剤は特に女性に人気という。

 同店では「自然災害は発生してほしくないが、店としては、いざというときの備えを、と呼び掛けていきたい」と話している。


空気を入れてふくらませるランタン(手前)や振り回して発電する懐中電灯も登場=横浜ロフト
空気を入れてふくらませるランタン(手前)や振り回して発電する懐中電灯も登場=横浜ロフト

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