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横浜市中央市場に保育園 新鮮な魚や野菜で食育

社会 神奈川新聞  2015年08月29日 03:00

こまつな保育園の内覧会でスタッフと遊ぶ児童ら=27日、横浜市神奈川区
こまつな保育園の内覧会でスタッフと遊ぶ児童ら=27日、横浜市神奈川区

 子育て世代の女性が働きやすい職場を目指そうと、横浜市中央卸売市場本場(神奈川区)に9月1日、「こまつな保育園」が開所する。男性が多く朝が早い市場だが、働く女性の力でさらなる活性化と、イメージ向上を狙う。

 運営するのは横浜中央市場保育園株式会社(小山正武社長)。場内の仲卸業者など11法人が出資し5月に設立した。開所にあたっては、待機児童ゼロを目指す市が開設場所の確保などを支援。市管理の場内ビル2階にあった診療所跡地を利用することとなった。市経済局によると、全国にある中央卸売市場内での保育施設は珍しいという。

 一番の売りは、市場の食材を使った給食。新鮮で安全な野菜や魚を使った園による調理で「日本人らしい食育を目指す」(小山社長)。定員は9人で、うち6人が市場内、3人が一般市民も申し込める地域枠となる。受け入れは0歳(生後57日)から2歳で、卒園後も提携する近隣の幸ケ谷幼稚園(同区)への入園を検討できる。

 場内の卸売業者に勤め、こまつな園に1歳と2歳の児童を預ける予定の20代女性は「子どもが病気になると仕事を休んだりしていた。職場に近いと何かあってもすぐに駆けつけられる」と開園を歓迎した。

 小山社長は「市場に元気を呼び戻すには、若い人の力が絶対に必要」と設立の狙いを語る。「働き口を探しているという妊娠中の女性から問い合わせがあった」と早速の反響に期待感をにじませていた。

 開所は月曜日から土曜日の午前7時~午後6時。地域枠の保育料は市の制度に沿って決定する。問い合わせは、同保育園電話045(620)8111。


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