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ゆるキャラ人気一服? GP上位常連、不参加も

経済 神奈川新聞  2015年08月28日 03:00

15日の出陣式で健闘を誓う座間市の「ざまりん」
15日の出陣式で健闘を誓う座間市の「ざまりん」

 全国各地のゆるキャラの“総選挙”ともいえる「ゆるキャラグランプリ(GP)」が今年も始まった。上位に入れば全国レベルで大幅な知名度向上につながると、これまで相模原・県央地区からも多数がエントリーしたが、今年は3年連続ベスト10入りの「あゆコロちゃん」(厚木市)、昨年16位の「えび~にゃ」(海老名市)が“不出馬”。ゆるキャラGP人気にかげりも見えているようだ。

 ゆるキャラGPは6回目。今年は約1700体が参加し、11月16日まで行われている。1日1回、インターネットで投票できる。

 相模原・県央地区からは「ざまりん」(座間市)、「ヤマトン」(大和市)、「さがみん」(相模原市)など官製キャラクターに加え、綾瀬市の商工関係者らによる「ブタッコリ~」、相模女子大学の「さがっぱ・ジョー」、海老名駅前のショッピングセンター「ビナウォーク」の「エビセブン」など民間のキャラクターも参加している。

 一方、2012年9位、13年6位、14年9位の「あゆコロちゃん」と、えび~にゃは不参加。厚木市は「今年は投票期間が昨年の倍の91日間あり、“選挙活動”をすると市内外のイベントに参加できなくなる」と理由を説明。「ゆるキャラブーム自体は下火になっている。これまでと同じような労力をかけて、やるべきものなのか」との見方も示した。

 今秋に海老名駅西口の大型商業施設ららぽーとのオープンを控えている海老名市は、「関連イベントがめじろ押しなので、地元の活動に専念したい。上位に入り、全国に向けての発信はある程度できた」としている。

 自治体キャラクターの場合、エントリーすればチラシ作成や市民へのPRなどで一定の予算、マンパワーといった「公共の資産」が必要となり、公共性との兼ね合いが問題となる。まだまだ知名度アップにゆるキャラGPを必要としている自治体がある一方、ある程度の“成果”を上げた自治体にとっては、今後の参加について難しい判断を迫られるかもしれない。


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