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仲間とつなぐボール
教室に行こう 県立平塚養護学校(平塚市)

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神奈川新聞  2004年06月06日公開  

「先生チームにも負けないぞ!」(手前と右端が、先生チーム)
「先生チームにも負けないぞ!」(手前と右端が、先生チーム)

 「いいぞ、ナイスシュート!」

 夏休み目前の放課後、県立平塚養護学校のグラウンドからにぎやかな歓声が聞こえてきた。

 高等部には、バレーボール、陸上、サッカー、ティーボールと計四つの運動系同好会があり、週1回放課後に活動している。参加する生徒たちは、「先輩や後輩とも仲間になれてうれしい」「体を思い切り動かすことができて楽しい」と語ってくれる。

 この日はサッカー同好会の20人が、特別支援学校体育連盟夏季サッカー大会(7月28日、県立体育センターで開催)に向けて、練習に励んでいた。昨年は同大会の3部リーグで優勝したため、「今年は連覇を目指す」と練習にも熱が入る。走力をつけるため、学校の周りのランニングもこなす。

 守りでは、「相手をマークして、点を入れさせないようにする」という作戦を立て、先生チームを相手に実践形式の練習を繰り返す。

 攻撃では、一人でボールを持って攻めても、なかなかゴールまでたどり着かない。仲間にボールをつなぎ、みんなで相手ゴールを目指して走る。「上がれ、上がれ!」とチーム内から声が湧き上がる。


「上がれ!」。ボールをつないで、ゴールはもうすぐ
「上がれ!」。ボールをつないで、ゴールはもうすぐ

 仲間とつないだボールが、相手ゴールネットを揺らした時、必死に走ったつらさが報われる。仲間と腕を広げて喜びを表現し合う最高の瞬間だ。

 練習でうまくいかないこともある。そんな時、生徒たちは「どうやったら勝てる?」「練習で、何をすればいい?」と、真剣に問い掛けてくる。

 そんな生徒の思いに応えようと、顧問は具体的な作戦を練り、一緒に汗を流す。保護者は試合には欠かさず駆け付け、応援を惜しまない。

 夏の太陽の下、今日も「ナイスシュート!」の声が響いた。

 ※今季の成績は3部リーグ(5人以上の柔軟編成)で入賞を逃したものの、1部リーグ(11人制)では3位入賞を果たした。

さまざまな教室から、県教育委員会の指導主事や先生らで構成する「学び見守り隊」がリポート

神奈川県教育委員会では、他にも各校の取り組みを「元気な学校づくり通信『はにい』」で紹介。
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f420082/


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