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目標はNYハイライン 旧東横線・横浜-桜木町間を整備

社会 神奈川新聞  2015年08月22日 10:46

東横線廃線跡地整備のイメージ。歩道はJR桜木町駅近くから横浜駅までの1・8キロ
東横線廃線跡地整備のイメージ。歩道はJR桜木町駅近くから横浜駅までの1・8キロ

 廃線となった東急東横線の横浜-桜木町間(約1・8キロ)跡地の遊歩道について横浜市は、ニューヨークの観光名所として人気のある貨物線跡地を利用した空中緑道「ハイライン」のような公共空間づくりを目指す。本年度から桜木町駅前から紅葉坂までの遊歩道整備に着手しており、2021年度までに全区間を整備する方針だ。



 市は廃線跡地の整備を「健康みちづくり推進事業」の第1弾として位置付けており、距離標や案内板、ベンチを設け、緑豊かな空間にしたい考えだ。

 市は3月、当初予定していた高架上の自転車の走行については幅員が狭いために取りやめることを決定。ウオーキングやジョギングを安心して楽しめる場所を検討する中でハイライン構想が浮上してきたという。

 ハイラインは、ニューヨークの貨物線跡の高架約1・6キロを再生した都市公園で、マンハッタンの街を借景に、自然な植栽、飲食できるエリア、アートイベントなどを開催。今や年間440万人を超える利用者や観光客を集める人気施設となっている。

 市は将来的な外国人観光客の増加を見込み、東横線の廃線跡地をハイラインのような魅力的な施設にしていく目標を掲げる。

 すでに本年度の工事発注に向けて準備を進めており、桜木町駅前から戸部地区の紅葉坂辺りまでの高架部は17年3月から市内で開催する全国都市緑化フェアに合わせて歩道の緑化を進める方針だ。

 高架下についても地域を限った規制緩和などを含めて、にぎわいの創出に向けた検討を進めていくとしている。


ニューヨークの観光名所となっているハイライン(横浜市提供)
ニューヨークの観光名所となっているハイライン(横浜市提供)

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