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16年ぶりオペラ「金閣寺」 神奈川県民ホールで12月上演

カルチャー 神奈川新聞  2015年08月20日 03:00

「金閣寺を美しく燃やしたい」と話す演出の田尾下哲さん=東京都内
「金閣寺を美しく燃やしたい」と話す演出の田尾下哲さん=東京都内

 三島由紀夫原作・黛敏郎作曲のオペラ「金閣寺」がことし開館40周年を迎えた横浜市中区の神奈川県民ホールで12月5、6日に上演される。19日に東京都内で開かれた制作発表会では、16年ぶりとなる同作品の上演に向け、制作陣が意気込みを語った。

 同作品は、三島が書いた同名小説をもとに台本が制作され、1976年にドイツで初演。原作で吃音(きつおん)の主人公、溝口は、オペラでは右手に障害を持つ青年として描かれている。全幕ドイツ語(日本語字幕付き)で上演される。

 演出を担当した田尾下哲さんは「原作とは違う台本に最初とまどったが、オペラ版の金閣寺の物語を観客に伝えていきたい。金閣寺をどう燃やすかに期待してほしい」と話した。同オペラで神奈川フィルハーモニーと共演する指揮者の下野竜也さんは「出演者も若い世代が中心。新しい音楽性を心から期待し、楽しみにしている」と意気込んだ。

 11月には、同オペラを楽しむための専門家による音楽、文学講座や、日本語版の台本を読む朗読劇なども開催する。オペラのチケットは一般1万~3千円。問い合わせは、チケットかながわ電話(0570)015415。


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