1. ホーム
  2. 社会
  3. 盛り土業者書類送検へ 横浜土砂崩れ1人死亡

盛り土業者書類送検へ 横浜土砂崩れ1人死亡

社会 神奈川新聞  2015年08月12日 03:00

 昨秋の台風で横浜市緑区の斜面地が崩落して1人が死亡した土砂崩れで、市の是正措置命令に従わなかったとして、県警は横浜市都筑区の不動産・総合建設会社と男性社長(71)を宅地造成等規制法違反容疑で12日に書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。

 土砂崩れは2014年10月、同区白山の斜面地で発生。崖下の2階建てアパートを直撃し、1階の室内にいた男性会社員(30)が土砂に埋もれて死亡した。

 捜査関係者によると、市はこの4日後、二次被害を防ぐよう同社に是正措置を命令したが、社長は是正計画を提出せず、履行期限の同11月末までに必要な安全対策を講じなかった疑いがある。

 市はことし2月に対策工事の代執行に着手し、6月に同社と社長を県警に刑事告発した。7月末に完工し、市は約2億5千万円の工費を同社に請求する方針。

 この斜面地をめぐっては、建設残土を無許可で搬入していた同社が10年3月の市の是正勧告に従わず、違法に盛り土をしたまま放置していた。市も11年2月以降、是正指導を継続せずに見過ごしていた。

 男性社長はこれまでの神奈川新聞社の取材に「土砂崩れが起きるとは思わなかった。財力がなく是正できなかった」と答えていた。県警は、盛り土と土砂崩れの因果関係を調べ、業務上過失致死の疑いもあるとみて捜査している。


シェアする

編集部のおすすめ

アクセスランキング

  1. 40代男性がはしかに感染 横浜

  2. 伊勢丹相模原店跡、複合ビル建設を検討 野村不と売買交渉

  3. ロマンスカー車内でわいせつな行為・小田急車掌を逮捕/神奈川

  4. 横須賀市内で5900軒停電

  5. 横浜高島屋が開店60周年 鳩サブレー缶など限定販売

  6. 動画 はっけよい…ぎゃー! 比々多神社で泣き相撲

  7. 稲村ケ崎海岸の沖合に女性遺体 鎌倉署が身元など捜査

  8. 閉店セール、開店前に行列も 伊勢丹相模原店

  9. 【写真特集】台風15号の被害状況

  10. 保育園埋設の放射性汚染土問題 横浜市が保護者に相談会