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戦中の寒川神社実態は 兵士遺品や日誌展示

社会 神奈川新聞  2015年08月12日 03:00

戦時下の人々の暮らしや、当時の神社の役割などを紹介している資料展=寒川神社
戦時下の人々の暮らしや、当時の神社の役割などを紹介している資料展=寒川神社

 戦時下の暮らしや当時の神社の役割などを紹介する資料展が、寒川町宮山の寒川神社で開かれている。同神社による戦争関連資料の展示は初めてで、近隣市所蔵の資料も合わせて45点が並んでいる。16日まで。

 会場には、神社に奉納された兵士の遺品や、高座郡や藤沢市から出征していく兵士らの「武運長久」を願った祝詞などを展示。神社が兵士の帰還や、国の必勝を祈っていたことを紹介している。

 戦時予算を確保するための国債や、戦意の高揚を図る標語が書かれた家庭用ポスターなど、戦時下の生活が分かる品も並ぶ。町が学童疎開の疎開先となった際、神社では町内最大の100人を受け入れたという記録や、空襲警報の発令・解除時刻が記された社務日誌なども公開している。

 同神社は「戦中から戦後にかけての神社の役割を通じ、人々の暮らしの様子も知ってもらえたら」と来場を呼び掛けている。

 午前9時から午後8時半まで。入場無料。期間中は、子どもたちが描いた絵画を参道の灯籠に掲げ、夜間にライトアップして平和を祈る企画も行っている。問い合わせは、寒川神社電話0467(75)0004。


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