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開放特許ビジネスに 関東学院大学生がアイデア競う

経済 神奈川新聞  2015年08月07日 03:00

富士通の開放特許を活用したビジネスプランを発表する関東学院大の学生ら=横浜市中区
富士通の開放特許を活用したビジネスプランを発表する関東学院大の学生ら=横浜市中区

 富士通(本店・川崎市中原区)が開放する特許を活用し、関東学院大学(横浜市金沢区)の学生がビジネスプランを考える取り組みの第1回発表会が6日、横浜市内で開かれた。双方の関係者や、橋渡し役となった横浜企業経営支援財団(IDEC)も参加し、学生の案に助言した。

 知的財産活用や産学連携の一環で、最終的には中小企業経営者にプランを提案し事業化を目指す。この日は、経済、人間環境学部の学生15人が4チームに分かれて参加。空気袋を使った接触センサー技術を生かした「駐車場設置型の接触警告装置」、打音分析による物品検査技術を活用した「鍵のかけ忘れ防止機器」など着想豊かな案を発表し、市場分析も加え、プランの強みを説明した。

 学生の真剣な提案に関係者も本気で応えた。同社担当者は「案は面白いが製品になったときの耐久性は考えられているか」「もっとアイデアの魅力を押し出した説明が必要だ」、IDEC側も「プランを売り込むには、どれほど収益が見込めるかの試算も必要」と指摘。

 発表に立った3年の女子学生(20)は「アイデアだけでなく、製品価格がどうなるかといった現実も考えていかないといけない。難しいが、頑張っていきたい」と語った。

 今後は、指摘を踏まえて案を練り直すほか、IDECが仲介する企業を訪ねて意見を聞くなどし、10月ごろに開催予定の次回発表会に生かす。


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