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インターハイ:法政二・高田が大会新でV 陸上男子400障害

スポーツ 神奈川新聞  2015年08月01日 03:00

【男子400メートル障害決勝】大会記録を塗り替える50秒27で優勝した高田(法政二)=紀三井寺公園陸上競技場(共同)
【男子400メートル障害決勝】大会記録を塗り替える50秒27で優勝した高田(法政二)=紀三井寺公園陸上競技場(共同)

 全国高校総体(インターハイ)第4日は31日、和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場などで9競技が行われ、県勢は陸上男子400メートル障害で高田一就(法政二)が大会記録と県高校記録を塗り替える50秒27で初制覇した。

 女子400メートルリレーは相洋(大石、杉山、西村、青木)が46秒22の4位入賞を果たし、男子砲丸投げは深沢悠(法政二)が15メートル68で5位に食い込んだ。女子400メートル障害は小山佳奈(橘)が1分0秒15で6位となった。

 ボクシングはライトフライ級の松本圭佑(みなと総合)らが準々決勝進出を決めた。バスケットボール女子で横浜清風は3回戦で敗退した。

◇磨き抜いた秘策、結実

 世界ユース日本代表の豊田(京都・洛南)ら実力者が顔を並べた男子400メートル障害決勝でも、高田のスピードは群を抜いていた。

 最後のハードルを跳び終えると、後続をさらに引き離した。表示されたのは大会記録を0秒24更新する50秒27。好タイムへの観客の驚きと歓声を心地よく浴び、「最高のレースができた」と雄叫びを夏空に響かせた。

 南関東予選は52秒08の2位通過。大幅なタイムアップの裏には秘策があった。これまで35メートルのハードル間を15歩で刻んでいたが14歩に修正。180センチの大きなストライドを生かした。

 利き足でない左脚で跳び越えなければいけなくなる難点もあったが、最後は「使わなきゃ頂点は狙えない」と決心。高校2年の春から地道に練習してきた戦法を、2週間前に川崎市内でのレースで初めて試し、自己最高の51秒06をマークして手応えも得ていた。

 家族の支えもあった。東海大相模高の1年生でともに400メートル障害に汗を流す妹の美咲子さんから何度も激励の言葉を受けた。「自分に勇気を与えてくれる存在」。高校3年生の兄は柔らかな表情をのぞかせた。

 ここで歩みを止めるつもりはない。「国体で49秒台を狙って、来年の日本選手権は決勝まで進める選手になりたい」。昨年10月の日本ジュニア・ユース覇者はもっと上を狙う。


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