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秦野で「みのげ里山自然村」開村 地域内外から田んぼの再生へ

社会 神奈川新聞  2015年08月01日 03:00

蓑毛地区で行われた田植えの様子。丹沢の山々を背景に、棚田も広がっている =秦野市
蓑毛地区で行われた田植えの様子。丹沢の山々を背景に、棚田も広がっている =秦野市

 秦野市の丹沢山系の麓にある蓑毛地区の活性化を目指そうと、地元住民らが「みのげ里山自然村」を立ち上げた。“開村”に合わせて、一緒に米作りや川遊びなど里山体験を行う「村人」を募集している。



 同地区では、少子高齢化による活力の低下に危機感を持った住民らが、2009年に「蓑毛地区活性化対策委員会」を結成。ウオーキングイベントや紅葉ライトアップなど、さまざまな企画を開催。その中で年々増えていく耕作放棄地への対策が課題となり、委員らが田んぼの再生に取り組んできた。

 自然村の立ち上げは、そうした保全活動に地域外の人も加わってもらい、運動をより活発化させようというのが狙い。同委員会の事務局を務める猪股義晴さんは、「外の人に来てもらうことで、地域住民が蓑毛の魅力を再発見することにもつながっていけば」と相乗効果を期待する。

 「村人」は主に米作りを中心に活動する予定だが、希望があれば野菜作りやバーベキュー、川遊びなど、里山資源を生かした幅広い事業を手掛けていく予定。すでに田植えの終わった今年は8月に田んぼの草取りなどから始め、秋の収穫へとつなげる作業を行う。そのほか「村人」の希望などを聴いて決めていくという。具体的な年間の活動回数などは未定。

 猪股さんは「蓑毛は秦野駅からバスで20分ほどなのに、小川のせせらぎが聞こえ豊かな里山が残り、大山詣でなどの歴史も伝わっている。1人でも子ども連れでも、ぜひ一緒に土に触れてほしい」と話している。

 入会金は1人3千円(収穫した米6キロつき)で、単独回の参加は300円。また同委員会では15日に行う、大山詣での道のりや歴史を体感できるハイキング「そうだ大山に行こう」の参加者(費用500円)も募集している。

 いずれも申し込み・問い合わせは、猪股さん電話0463(81)8679。


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