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JAXAで最前線を公開 宇宙船の夢膨らませ

社会 神奈川新聞  2015年07月25日 03:00

はやぶさ2が向かう小惑星の名称募集コーナー。右には小惑星の模型も並ぶ=JAXA相模原キャンパス
はやぶさ2が向かう小惑星の名称募集コーナー。右には小惑星の模型も並ぶ=JAXA相模原キャンパス

 昨年12月に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」の開発拠点である宇宙航空研究開発機構(JAXA)相模原キャンパス(相模原市中央区)の特別公開が24日、始まった。宇宙開発の最新情報を紹介するパネルや、研究者に直接質問できるコーナーもあり、夏休み中の親子連れや天文ファンら約5千人が宇宙への夢を膨らませた。25日まで。

 会場には展示物のほか、子ども向けの工作教室も設置。JAXAが開発中で、2016年度に打ち上げ予定の人工衛星「ERG」の模型を紙で作るコーナーは開門前から行列ができ、整理券120枚が15分ほどで“完売”した。


 さいたま市から訪れた小学3年生の男児(8)は、衛星模型が完成すると「すごく楽しかった」と満足そうな表情。「打ち上げを応援したい」と笑顔を見せた。

 JAXAが現在インターネットや郵送で公募している、はやぶさ2が向かっている小惑星「1999JU3」の名前についての投票箱も多くの来場者の興味を集めた。

 幼いころから宇宙が好きで、宇宙開発の研究者を目指している中学3年生の女子生徒(14)=大和市=も応募。神話に由来する言葉が望ましいとされているため、日本神話に登場する太陽神「天照大神」にちなんで「AMATERAS」と投票し、「はやぶさ2が無事に帰ってきて、天文学の新しい発見に影響を与えてもらえれば」と目を輝かせた。

 特別公開は、午前10時から午後4時半まで。JAXAは「1年に1度の公開。研究者に直接質問できる機会なので、ぜひ来てほしい」と話している。


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