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海の公園海開き延期 水質でNG

話題 神奈川新聞  2015年07月23日 03:00

 横浜市内唯一の海水浴場として知られる「海の公園海水浴場」(金沢区)で海開きができず、関係者が気をもんでいる。当初は11日を予定していたが、水質調査で「不適」となり、初めて延期する異例の事態に。市は21、22日での3回目の調査結果が良ければ今週末にも海開きしたい考え。関係者は「夏休みなのに人が少ない。天気も良いので一日も早く」と切実だ。

 市などによると、海開きを控えた6、7日に水質調査を実施。ところが、大腸菌が100ミリリットル中2537個確認され、「不適」(千個超)となった。海開きを延期した上で、2回目の調査(13~15日)に臨んだが、大腸菌1151個で「不適」が続いた。

 原因について市担当者は「長雨で大腸菌などが川に集まり海に出て、潮の関係で流れ込んできたのではないか」と推測する。3回目の調査は21、22日で、24日にも結果が出る。

 同海水浴場ではホームページ(HP)などで告知しているが、知らずに訪れる人も多い。21日に家族5人で訪れた主婦(40)は「看板で知った」と驚いた。「せっかく来たのでもったいない」と、人影が少ないビーチで子どもたちに水遊びをさせていた。管理事務所によると、潮干狩りや水遊びはOKだが、顔を水につけて泳ぐなどした場合は注意するという。

 同海水浴場で営業する店舗は気が気でない。飲食店の店長(44)は「これ以上延期になるとちょっと困る」と厳しい表情。売店の店長(53)は「東京では水質が改善し、半世紀ぶりに海水浴場が復活したと話題になったのに。こっちも早く海開きしてもらわないと、悪いイメージが付きかねない」と懸念した。


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