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微量の火山灰大涌谷で噴出

社会 神奈川新聞  2015年07月22日 03:00

 活発な火山活動が続く箱根山(箱根町)の大涌谷の火口で21日正午ごろ、ごく微量の火山灰が噴出したことを気象庁の機動観測班が確認した。噴煙の高さが同庁の基準に満たないため、「噴火ではない」と判断している。

 火山課によると、噴煙とともに黒っぽい火山灰が高さ50メートルまで噴き上がる状態が10秒ほど続いた。気象庁は各火山の監視状況に応じて火山灰などの噴出物が水平か垂直に100~300メートルを超えた場合に噴火と認めるが、この基準には満たなかった。

 地下のマグマや熱水の移動を示す火山性微動は起きておらず、同庁が捉えた火山性地震は午後3時までで1回のみ。県温泉地学研究所の観測でも特段の異常は確認されていない。

 5段階の噴火警戒レベルは3(入山規制)が継続。警戒レベルの引き上げから21日で3週間となったが、気象庁は引き続き小規模な噴火の恐れがあるとみて警戒を呼び掛けている。


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