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文明開化色鮮やかに 桜木町駅に浮世絵パネル 日本最古の初代横浜駅

カルチャー 神奈川新聞  2015年07月19日 03:00

初代横浜駅と文明開化の様子を伝える浮世絵パネル=JR桜木町駅
初代横浜駅と文明開化の様子を伝える浮世絵パネル=JR桜木町駅

 1872年開業と日本最古の駅である初代横浜駅と文明開化の様子を描いた浮世絵パネルが18日、当時横浜駅があったJR桜木町駅構内に飾られた。横浜駅から桜木町駅に改名され今年で100周年になるのを記念した。蒸気機関車、石張りの洋風建築の駅舎、日傘を差し犬を連れた外国人女性など当時の横浜を生き生きと伝えている。 

 浮世絵は横浜駅開業から2年後の1874年ごろ、歌川国鶴が描いた。初代横浜駅を描いた浮世絵の中でも鮮やかな色が残っている作品という。所蔵している「川崎・砂子の里資料館」(川崎市川崎区、斎藤文夫館長)が画像を提供。原画を縦横約5倍に拡大し、縦1・5メートル、横3メートルのアルミパネルに印刷した。


 鉄道や駅舎のほか、れんがづくりの燈明台、アーチ形の弁天橋などの近代建築、欧米の女性や中国人男性、駅前を行き来する人力車の姿も描かれ、横浜から日本の近代化が始まったことを鮮やかに表現している。

 除幕式で斎藤館長は「かつては横浜が日本の玄関口。外国人はここから鉄道で東京に向かった。そうしたことを思い浮かべながら浮世絵を見ていただければうれしい」と話した。

 横浜駅は1915年に現在の高島町交差点付近に移設され、初代横浜駅は桜木町駅と改名された。現在の横浜駅は28年に再移設された3代目。


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