1. ホーム
  2. カルチャー
  3. トホホ釣り日誌【2】本牧海づり施設

釣り担当記者になって20年。大漁、さお頭に縁のなかったへっぽこ釣師のトホホな釣り日誌をお届けします。
トホホ釣り日誌【2】本牧海づり施設

カルチャー 神奈川新聞  2015年07月17日 18:15

秋口まで狙える良型イシモチ
秋口まで狙える良型イシモチ

 夏休みに先駆け、手軽で安心、リーズナブルな料金で子どもからお年寄りまで楽しめる「本牧海づり施設」(横浜市中区)を紹介します。イワシなどの小物から、スズキなどの大物も狙える釣り場を訪ねました。

家族やカップルも

 釣り場は沖桟橋、渡り桟橋、新護岸の三つに分かれています。沖桟橋でサビキ釣り(アミのコマセをかごに詰めてまき、魚を集めて置きざおで釣る)をしていたのは東京・狛江市でダンサーをしている渡部肇さんと伊豆・下田の海女さん、増田里栄さんのカップル。


渡部肇さんの手の上で釣り上げたイワシが輝いた
渡部肇さんの手の上で釣り上げたイワシが輝いた

 朝方、イワシとタナゴを釣ってご満悦。「数日前に12センチぐらいのイワシが大漁でした。アンチョビを作ったので、追加したいと思って」と渡部さん。手の平でイワシが夏の光に輝いていました。


鈴木章喜さんと友人の家族。安全と熱中症の対策を万全にして釣りを楽しんでいた
鈴木章喜さんと友人の家族。安全と熱中症の対策を万全にして釣りを楽しんでいた

 相模原市緑区の鈴木章喜さんは、家族と友人家族の6人で来場。日よけの布と飲み物などで熱中症対策もバッチリ。小さい子にはライフジャケットを着用させて安全対策も万全でした。「ここは水場やトイレ、売店もあるので、小さい子ども連れには重宝します」と30センチのコノシロを釣り上げ、楽しそう。

 本牧には例えばアジ名人と呼ばれるような釣り人が複数いるそうです。出会ったのは「イシモチ名人」の異名をとる内薗繁俊さん。1年間で2千匹を釣り上げる猛者。苦戦している釣り人にアドバイスをしていてるところに、写真はNGの条件で話の輪に加わりました。

 イシモチは本牧で人気の釣り物の一つ。新護岸から投げ釣りで狙うことが多く、数を伸ばす極意について名人は、「軽く投げた後、海底に着いた重りを動かさず、追い食いを待つ」とのことでした。

 これに加え、海底に重りが着いた後、道糸のたるみをとり、糸を張ったり、緩めたりして、海中の仕掛けを揺らしてイシモチの食いを誘うと効果がある、とも教えてくれました。

惜しげもなく伝授

 絡まり防止のため、仕掛けにもひと工夫。針と幹糸をつなぐ枝スの半分ぐらいまで透明のビニールパイプを通しておくと、魚が掛かて暴れても仕掛けは絡まりにくいので、手前まつりの悩みが減り、好釣果につながるということでした。


名人のイシモチ仕掛け
名人のイシモチ仕掛け

 釣り方だけでなく、仕掛けに使う、ハリスや針の種類も惜しげもなく、伝授してくれました=イラスト。「誰でもイシモチが釣れて、楽しめるならいいんだよ」と名人としての余裕が垣間見えました。

◇◇◇
 さて、記者といえば、午後に予定があり、同施設の貸し道具を借りて、名人の釣り方を試すことができなかった。「今度こそ」と後ろ髪を引かれながら、釣り場を後にしました。

 本牧海釣り施設は多彩な魚が釣れますが、イシモチは秋まで楽しめます。イワシも群れが回遊、日ムラがあるものの、数釣りが期待できます。施設の関係者は「楽しく安全に釣りをして頂くには、しっかりルールとマナーを守ってください」と呼びかけています。


メモ
▼料金
 大人 900円
 中学生450円
 小学生300円

▼開園時間
 4~10月は午前6時~午後7時

▼駐車場
 230台収容。5時間以上500円

▼バス
 横浜駅東口か桜木町駅から
 ・26系統で「海づり桟橋行き」終点。
 ・「横浜港シンボルタワー行き」で「海づり桟橋」下車

▼問い合わせ
 本牧海づり施設 電話045(623)6030。


シェアする