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新たな介護食提供を 平塚市が藤田さんの事業認定

話題 神奈川新聞  2016年12月27日 13:29

「大人と高齢者がくつろげる喫茶店」の提案を説明をする藤田さん=平塚市役所
「大人と高齢者がくつろげる喫茶店」の提案を説明をする藤田さん=平塚市役所

 平塚市は、起業を目指す事業者の商品やサービスを評価する「フレッシュビジネス」事業で、新たな介護食品の提供を目指す飲食店の計画を認定した。奨励金30万円を交付し、地元農家と連携した店づくりへの協力や資金面などで開業をサポートしていく。

 認定されたのは、ROCCO(ロッコ)の代表・藤田美佐さん(50)=同市南金目=が提案した「大人と高齢者がくつろげる喫茶店」。26日に落合克宏市長が認定証を授与した。

 調理師免許を持つ藤田さんは昨秋、70代の母と外食に出掛けた際、お年寄りが気軽に食べられる食事が少ないと痛感。起業構想の対象に高齢者を加え、アイデアを練った。

 塩分を控えめにした味付けやタンパク質を多めにするなど栄養価をはじめ、食べ切りサイズにするなど新しい介護食品(スマイルケア食)の提供に着目。イタリア料理店での経験を生かし、小さめのピザや短いパスタなど食べやすい工夫を施した。

 「ROCCOはイタリア語で『休息』。ゆっくり過ごせる店で、自分の出した料理で喜んでもらえたら」と藤田さん。来年3月開業を目指し、娘3人と準備を進めている。

 フレッシュビジネス事業は市が2013年度に始め、認定は5件目。本年度の応募は2件だった。


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